■ビザエージェントに話を聞いてみた

 

話を2000年に戻します。

 

オーストラリアの永住ビザについて、自分なりに相当調べましたが、なんとなく自信がない。ほんとに合ってんのかいな?このまま自分で進んじゃっていいのかなーと。

 

もっと、確固たる自信を持って、永住ビザの取得への方向性を決めたいなあと思い、オーストラリアの永住ビザの専門家に話を聞くことにしました。

 

オーストラリア永住ビザなどの手続きがめんどくさいビザなどは、自分でも申請できますが、ビザ代行業者といって、資格を持ったビザ専門家に申請の代行を頼む事もできます。

 

たいていこういったビザ代行業者は、「初期査定」と言って、ビザが取れる可能性があるかどうかを簡単に判断してくれるサービスを持っていますので、とりあえず、自分が調べ上げた事が合っているかどうか、このまま突き進んで良いかを確認する為に、一度話を聞いてみることにしたわけです。

 

また、ビザ代行業者には、きちんとした資格を持っている人がいないといけないことになっているので、もし、自分でビザ代行業者を探す場合は、必ず、資格を持った人がいる正式なところを選びましょう。

 

数多くのビザ申請代行業者の中から、僕が初期査定を頼んだのは、日系大手のビザ代行業者でした。

 

このビザ申請代行業者、今は、初期査定を無料でやってくれますが、当時は、1万円かかりました。今は、無料で初期査定をやってくれるビザ申請代行業者が、たくさんありますので、無料の方がお得だと思います。

 

簡単な初期査定だと、有料だろうが、無料だろうが、得られる情報はそれほど変わりませんのでだったら無料の方がいいですよね。

 

ただ、永住ビザが申請できる準備が整った段階で、ビザ申請代行業者を選ぶ場合は、もっと慎重に選んだ方が良いと思います。

 

さて、初期査定を申込んでから一週間ほどで、返事が来ましたが、結論からすると、今まで自分で調べた事以外の新しい見解はありませんでしたが、自分で調べたオーストラリアの永住ビザ情報、そして、自分が取れそうな点数などは、間違っていない事がわかりました。

 

「永住ビザを取れる可能性が高いです」

 

そうビザの専門家から言われたときは、ちょっとうれしくなっちゃいました。

 

■オーストラリア永住ビザ取得に関する目標値設定

 

ビザの専門家に確認した事で、今からがんばれば永住ビザが取れそうなことが分かったので、いつまでに永住ビザを取るのか、目標を決める事にしました。

 

年齢制限もあるので、そんなに長い時間はかけられませんが、ただ、先回ビザ以外の問題点というページでも書いた通り、オーストラリアでも通用する技術力、英語力を身につける。また、移住資金をためる必要があった為、

 

「ビザ取得目標は3年後(年齢30歳)」

に決めました。

 

それまでの手順は、

 

1. IELTS、全てのセクションで6以上を取る

2. 技術力査定をパスする

3. ビザ本申請を行う

 

です。

 

まずは、IELTSですが、ホント苦労しました。もー苦労しすぎて思い出したくもありませんが、次回からIELTSについて書く事にします。

 

※補足:移住してから13年ほど経った2019年の今だから言えますが、正直IELTS6程度では現地の企業では通用しないですね。

 

最低7か8くらいは必要だと思います。まあ僕の場合は日系企業に勤めていますから少し事情は異なりますが、今でも日系ではない現地のオージー企業でバリバリ働く勇気がないのは英語力の低さから来ています。

 

ただ、6なら生活するレベルであれば問題ないと思います。自分の言いたいことも言えますし、聞きたいことも聞けます。病院とか子供の学校とかも問題ありません。ですがやはり英語力はあればあるほどいいのは間違いありません。

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