【2021.3.12】

 

こんにちは、昨日3月11日は最近では珍しいくらい仕事上トラブル続きで大変な一日でした。

 

3月11日といえば、そうですよね。特に日本人なら忘れてはいけない日、「東日本大震災が起こった日」です。まず僕自身の思う事を書く前に、10年前のこの震災で亡くなった2万人以上の方々にご冥福をお祈りいたします。

 

2011年3月11日、僕はオーストラリアの今と同じ田舎街に住んでいました。夕方ごろに母親から「日本で大きな地震があったけど、家族親戚はみんな無事だから大丈夫だよ」との連絡がありました。

 

大きな地震と言われても、どの程度なのかは分からない。ネットニュースを見ると確かに大きな地震があった様子。こっちのテレビでもやってるのかな??とテレビを付けたらどす黒い津波が畑を駆け上がっていて家や田んぼを次々に破壊していく様子が見れました。

 

行方不明者は最初は数十名だったと思います。これが時間が経つにつれ数百人、数千人とどんどん規模を増していきました。

 

テレビやネットの画像も最初は同じ映像ばかりでしたが、各地からどんどんいろんな映像が出てきて「これは日本がとんでもないことになっている」と、思いました。

 

民法各局、NHKのテレビもネットで全世界に配信されており、当然僕もニュース番組に釘付けでした。

 

極めつけは原発の爆発。映画でしか見ることがないと思われていた映像を実際に見ると、「これが現実なのか」と本当に信じられない気持ちでした。

 

この辺だと、僕の頭も少し混乱気味でした。テレビやネットの映像を見ると、「もう日本に住めないんじゃないか」、、、でも日本の家族や友人に連絡をすると、普通に生活しているし、、、、やばいことになっているのは被災地だけなのか???いや、そんな被害の規模じゃないでしょ???行方不明者も1万人以上いるし。。。

 

仕事関係で日本に電話をしても、みんな働いている。「あ、東京は大丈夫です」とか 「千葉は大丈夫です」とか、僕は「働いてる場合じゃないんじゃないかな?」と思いながらも、やはり津波による局地的な被害がすごいんだな。。。と思ったのを覚えています。

 

そうこうしている間にも被災地では様々な悲劇が起こっていました。毎年3月11日になると、あの日にこんなことがあった。。。というエピソードが出てきますが、どれも悲惨すぎて想像できません。

 

生きたいのに生きられなかった子供たち

子供を失った親

親を失った子供

家族を失って自分ひとり生き残った子供

 

毎年こういったエピソードを見聞きすると、命の大切さ、家族の大切さを再認識したり、自分自身を見つめなおしています。

 

ですが過去をしっかり受け止めつつも、我々は未来に向かって歩き続けなければいけません。去年から、全世界でコロナパンデミックが始まりました。1年以上経ってワクチンの接種が始まったものの、今はワクチンの接種が進むにつれて少しづつ希望が見えてきました。

 

おそらく今後もこういった予想だにしない出来事があるでしょうね。「今を生きる」という映画を昔見ましたが、やはり今を生きることの大切さを改めて見直す必要があると思いました。

 

仕事や子育てで忙しい日々を過ごしていると、自分を振り返る余裕がなかなか持てないですが、僕はこれからもこの3.11だけでも、自分を振り返るきっかけにしたいと思います。

 

3.11だけで生きたくても生きられない人がどれほど多くいたのか?

 

そう考えたら、少しくらいうまくいかない事があっても頑張れますよね。生きてるだけでラッキーですから。。。と、つらつらと思ったことを書いてみました。。。

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