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カテゴリー:生活について

世界の流れにそのまま乗り、例のウィルスのせいでオーストラリアは人々がパニックになり、いざというときのために食料のストックに走っています。

 

トイレットペーパー、米・パスタ・小麦粉・豆、そして今は肉。毎週のようにスーパーから物が消えています。(今度は何でしょうねえ)

 

おとといくらいから肉がスーパーから忽然と姿を消しました。棚は空っぽでビーフ、ポーク、チキン、ラム、全ての肉がありません。僕が住んでいるような田舎街でもそうなんですから都会はもちろん、もっと田舎の地域までおそらくそんな感じだと思います。

 

この深刻な物不足に対し、今日からスーパーは営業時間を変更しました。

今までは、7am-0amだったところは、7am-8:30pmに。

 

まあようするに8:30pm-0:00amの間に食料などの物を棚に補充するということです。日本だとおそらく営業時間は変更せず、0:00am~ものの補充を人数を増やしてもやるという事なのでしょうが、ここはワーカー天国のオーストラリアですから、お客さんの時間が犠牲になります。

 

これで、朝スーパーに行けば物が買えることになりますが、昨日も書いたように大手スーパーのコールスとウールワースは、朝の7:00~8:00の1時間の間は、お年寄りや障がい者のためだけの時間ですから、一般の人は8時~が勝負になりますね。

 

さて、上にも書きましたがここの所毎週のように物が買いずらくなってきていますが、こんな時に役に立っているのが、日本人主婦の連絡網。

 

田舎なので、日本人主婦のほぼ全員がラインでつながっており、うちの妻のスマホにも毎日

「ここで今トイレットペーパーが売ってる」

とか、

「今なら肉が買えるよ」

など、【今ならここで買える】情報が山のように来ています。

 

うちもトイレットペーパーはこの主婦情報のおかげで、必要量をストックすることができました。米も早めにストックすることができました。今日はその情報に則り、肉を買いに出かけようと思います。

 

まあオーストラリアは食料自給率が高いですから、物がないわけではないんですよね。あとはスーパーに行くタイミングを情報網に従ってきちんと行けば、乗り切れるような気がしますね。

 

あーほんとこのパニック買い、何とかならないかなあ。。。

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■オーストラリアのビクトリア州に非常事態宣言が出ました。

 

ここのところ(ほんと、先週くらいからなんですけどね)急速に緊張感が高まってきたオーストラリアですが、おっさんが住んでいるビクトリア州で非常事態宣言が出ました。

 

これによって何が変わるという事でもないんですが、状況次第によっては、この地域は外出禁止とか、学校を休校にするとか、いざということが起こった場合にすぐに対処できることになります。

 

■実質海外に行き来できなくなった

 

昨日、2020年3月15日には、オーストラリアに入国する全ての人に対し、14日間の自己隔離が必要との通達がオーストラリア政府から発表されました。

 

これによって実質「海外からの人は受け入れない」、「オーストラリア人も海外に行けない(行けるけど返ってきたときに14日間家から出れない)」という状況になりました。

 

特に旅行者は来てもしょうがないですよね。14日間はホテルに監禁ですからね。オーストラリア人とか僕のような永住者は「どうしても行かなければ。。。」という事情がない限り行きませんよね。

 

僕が先月の初旬に日本に帰った時はまさかこんな事態になるとは思いませんでした。武漢で起こったことが日本で起こり、今度は世界で起こっていますね。

 

これは航空業界、旅行業界はかなりのダメージを食らうでしょうし、倒産するところもどんどん出てきそうです。

 

状況が日々変わるので、最新情報を手にしながら、僕自身できる事をやっていきたいと思います。

 

■ウールワースが1時間をお年寄りや身障者のために時間を1時間取ると決定

 

オーストラリアは今こんな状況ですから、スーパーに行くとみんな殺気立って買い物をしてるんですね。(トイレットペーパーをめぐって小競り合いが起こったことは記憶に新しいところです)

 

実際、お年寄りはマジで危ないと思います。先週の土曜日にコストコに行ったのですが、殺気立った客が入口に押し寄せていたので、僕ですら買い物を止めたくらいですから。(僕はおっさんですが、まだお年寄りではありません。体力はそれなりにあります。)

 

そんな状況の中、こういう声が上がり実際にやるスーパーが出てくるのは良い事だと思いました。(ウールワースよくやった。。。)あ、これはウールワースだけじゃなくコールスもやります。

 

今回の例の病気関連でぼくが一つ思ったのは「オーストラリアは決断が早い」ってことですね。実際に生活してるといろいろ文句もありますが、こういうところはオーストラリアの良いところですし、好きなところの一つです。

 

暗いニュースばかりですので、少し明るい事も書いてみました。

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2020年3月13日。

 

今日はメルボルンで開催されるF1の初日ですが、数時間前にキャンセル(延期)することがが決まりました。

 

昨日までは予定通り行われると言われていましたが、当日になって延期ってすごいですね。原因はもちろん例のウィルスです。

 

チームマクラーレンのメンバーの一人が例のウィルステストでポジティブだったのがきっかけですね。

 

まあ今までもF1を中止すべきかどうか議論はあったのですが、チームが出ない事を決めたのをきっかけに決断をしたという事です。

 

日本では高校野球が中止、プロ野球のオープン戦が無観客など、イベントの中止が相次いでいていまどき珍しくもないと思うかもしれませんが、オーストラリアではこのような大きなイベント中止は初めての事。

 

今考えると1月にオーストラリアンオープンができたのは本当にラッキーでしたね。もうあと2週間早ければおそらくメルボルンのF1も開催できたと思いますが、ちょっと遅かったですね。

 

昨日のブログで、メルボルンでパンデミックの可能性がある2大イベントという記事を書きました。そのうちの一つであったF1がキャンセルされたことで、少しそのリスクが下がったことを考えると、良かったのかな、とも思います。(残念な気持ちもありますが、、)

 

おそらくもう一つのイベント、オーストラリアンフットボールも無観客での開催になる気がしますね。こんな状態で観客入れてたら脳みそがお花畑すぎるでしょ。

 

僕はオーストラリアの田舎に住んでいるので、街の人たちの様子を見る限りそれほど変化をかんじていませんでしたが、確実に影響が出てきています。

 

残念ですが、まあ時間の問題かなと思いますね。

 

ですが、結局は今自分ができる事をやっていくしかない。手洗いとかうがいとか。。そういう基本的な事を続けながら世界情勢を見守るしかないですね。

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写真は3月11日のRoyal Melbourne Hospitalのコロナウィルスチェック待ち行列

 

昨日の時点でまだまだオーストラリアは大丈夫なんじゃないかとほんの少しの希望を抱いていたおっさんですが、現実は上の写真のようになってるみたいですね。

 

で、これ思ったのですが、この人たち本当に症状が出ていて病院に行ってるのでしょうか?

 

もし、「心配だから」とか「念のため」とかいう過度の心配性のために来ているのだとしたら逆に危険ですよね?

 

例えば、この行列の人の99%の人は陰性で1%の人が陽性だとすると、現在健康の何もない人は自らの身を危険にさらしてます。(めちゃめちゃくっついて並んでるし。。。濃厚接触してるし。。。)

 

写真をみるとスマホいじったり、話をしている様子、顔色などを見るとそれほど切羽詰まって病院に来たとは思えない。並んでいる人の勝手だということを理解してあえて言わせてもらいますが、特に症状がないならこういうのはやめておいた方が本人のためにも周りの人のためにもいいと思います。

 

例えば咳が激しくて病院に行かないとヤバイっていうならしょうがないのですが、熱が出ているくらいならとりあえず自宅で療養するのが一番安全です(コロナじゃない可能性もあるわけですから)。と僕はこの写真を見て再認識しました。

 

■メルボルンで控えているパンデミックの可能性のある2大イベント

 

1:F1レース

 

F1は世界的なイベントですが、いまのところ予定通り行われます。このイベントには世界中からファンが訪れます。今まで中国、韓国、イランからの人を止めているオーストラリアですが、昨日3月11日になってからイタリアを追加。

 

そもそもイタリアって韓国よりヤバイ状況でしたよね。でも昨日までトラベルBANがイタリアに対してなかったのは、F1の為にわざと遅らせた???という疑惑を少々感じました。(僕個人の意見です)

 

アルバートパーク周辺もレース会場設置工事がほぼ終了。そりゃそうだ、だって明日13日が初日ですから。(ちなみにメルボルンのF1は13日、14日、15日の3日間の予定)

 

タイミングが悪いことに、本日3月12日にWHOがパンデミック宣言をしました。この状況で世界的なイベントがメルボルンで行われる。しかも宣言の翌日から。。。

 

2:フッティの開幕

 

オーストラリアで一番人気のあるスポーツがAustralian Foot ball。この開幕が来週3月19日。メルボルンにはMCGスタジアムという会場があります。その収容人数はなんと10万人(正確には10024人)。

 

東京ドームで野球を行う際の収容人数が46000人ということを考えると、巨人戦で満席の2倍以上のお客さんが一気に一つの会場にあつまるという。。。。

 

しかもこれ開幕の初日だけじゃなくてこれからコロナが広まる可能性があるのに、9月25日まで毎週末行われます。

 

当然MCGだけじゃなくて、もう少し収容人数が少ない会場もあちこちにありますからね。。

 

日本ではプロ野球の開幕が遅れるとか、オープン戦は無観客で行われるとかいう措置をしていますが、オーストラリアって患者数から見るとそこまでではないですし、難しい対応だと思います。

 

オーストラリア政府は今のところうまくコロナウィルスを抑え込んでいると思いますけど、もし上の2大イベントが予定通り始まるとどうなるのか?

 

最悪ここからパンデミックが始まる予感がするのは僕だけでしょうか?

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