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罰金11000ドル、もしくは刑務所行き|これはやりすぎでしょ

 

こんにちは。最近毎日家の近くでカンガルーを見て癒されているおっさんです。

 

今日は、好き勝手にNSW州に行ったら罪になるというお話です。

 

■気持ちはわかるけどね

 

ここ数日、ビクトリア州では毎日50人以上の新規コロナ感染者が出てて、3月のピーク時とさほど変わらない数字を出しています。

 

ところが、3月と違うのは他州はほとんどないということ。一番ひどかったNSW州でさえ、ほとんど新規患者はいない状態。クイーンズランド、タスマニア、サウスオーストラリア、ウェスタンオーストラリア州も落ち着いている。

 

ビクトリア州のみがあほみたいに増えている状態。

 

このような事態を受けて、NSW州は予防措置を実施することを発表しました。それは、、、、

 

ビクトリア州のホットスポット地域からNSW州に入ったら、罰金11000ドル(約80万円)ですよ、もしくは刑務所に半年入れますよ。というもの。

 

  • 3012 – includes: Brooklyn, Kingsville, Maidstone, Tottenham, West Footscray   
  • 3021 – includes the following suburbs: Albanvale, Kealba, Kings Park, St Albans   
  • 3032 – includes the following suburbs: Ascot Vale, Highpoint City, Maribyrnong, Travancore   
  • 3038 – includes the following suburbs: Keilor Downs, Keilor Lodge, Taylors Lakes, Watergardens   
  • 3042 – includes the following suburbs: Airport West, Keilor Park, Niddrie, Niddrie North  
  • 3046 – includes the following suburbs: Glenroy, Hadfield, Oak Park   
  • 3047 – includes the following suburbs: Broadmeadows, Dallas, Jacana   
  • 3055 – includes the following suburbs: Brunswick South, Brunswick West, Moonee Vale, Moreland West  
  • 3060 – includes the following suburbs: Fawkner   
  • 3064 – includes the following suburbs: Craigieburn, Donnybrook, Mickleham, Roxburgh Park, Kalkallo  

 

上の地域に住んでいる人は、NSW州には入れません。入るなら刑務所行の覚悟で。。。

 

安全なところに危険因子は入れたくないという気持ちはわかりますが、僕はちょっとやりすぎなのではないか?という疑問を持っています。

 

■こんな状態いつまで続けるのか?

 

いつまで続けるのか?

ワクチン、もしくは薬が開発されるまで

 

というのが答えなのでしょうけれど、正直経済が持たない。カンタスも先日6000人削減すると発表しましたし、これ以上こんな状態続けても生活に困窮する人が増えるだけ。

 

もうそろそろみんな気が付くころだと思います。

 

コロナの完全排除を目指すのではなく、ある程度排除したら、あとはコロナと共に生活をしなければいけない。。。と。

 

■お年寄りのみ外出禁止にして若者は働く

 

コロナがこれほど恐れられているのは、その感染力と死亡率の高さ。でも若者の死亡率は低い(なくなっている人もいるけど)。そして基礎疾患もなく健康な人は重症化しずらい。。。(しずらいだけでする人もいるけど)

 

そう考えると、外出禁止すべきなのはお年寄りと基礎疾患がある人で、比較的若い年齢層で、健康な人(60歳以下)は働いてお金を稼ぐべきではないか?

 

もちろんソーシャルディスタンシングはすべての人が守らなければいけないです。

 

そうして経済を回しながらワクチンができるまでの時間を稼いだほうが経済の体力を残しながら対策できるので全体としてよいのではないか?と思います。

 

だって、ワクチンができるまで時間がかかるでしょ。仮に中国がワクチンもってても今すぐには出さないと思うし。(アメリカがもっとボロボロになるまで待つでしょうね。そして自分たちが覇権を握る。。。。と)

 

日本のワクチンは2021年春完成を目指しているそうですが、これは完全にオリンピックありきのスケジュールで、本当にそれまでにできるかどうかの確証はない。(日本らしいスケジュール決めですよね。いつもプロセスを考えずに日程を先に決めるという。。。)

 

であれば、時間稼ぎが必要。どうやって時間を稼ぐ???ってことで上のようなコロナと共に生活をしていく決断になるわけです。もちろん細心の注意を払いながら。。。です。

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ビクトリアに第二波到来|エリア規模でロックダウンか?

【2020.6.30】

こんにちは、ガチ移住ブログのおっさんです。

 

オーストラリアにコロナの第二波が来ています。特にビクトリア州では、6月29日に3月のピーク時以来最高の75の新規感染ケースが確認されています。

 

やばいよ、やばいよとパニックになる前に、とりあえず現状を把握しましょう。

 

■現状把握

 

6月29日に発表があった過去24時間でのコロナウィルス新規ケースの発生状況(つまり6月28日に発生したもの)は、オーストラリア全体で85ケース。

 

そのうちビクトリアが75ケースですから、約88%がビクトリアで発生しています。

 

・スクールホリデー中の学校の消毒

最近発生していたコロナの新規ケースの患者に、現在7校が関連していたということで、以下の学校に消毒作業が施されています。

 

  • ・Aitken Hill Primary School in Craigieburn
  • ・Maribyrnong College
  • ・Queen of Peace Parish Primary in Altona
  • ・Port Phillip Specialist School
  • ・Al-Taqwa College in Truganina
  • ・Guardian Childcare Centre in Abbortsford
  • ・Fitzroy High School

 

・ホットスポットエリア

 

ホットスポットエリアに指定されているのは10か所

  • Keilor Downs
  • Broadmeadows
  • Maidstone
  • Albanvale
  • Sunshine West
  • Hallam
  • Brunswick West
  • Fawkner
  • Reservoir
  • Pakenham
  • ウェストとかノース、ちょっと離れたイーストが多いです。以外とシティは少ない。。。

  •  

 

■コロナの恐ろしいところ

 

だんだん制限が解除されてきて、いままで抑えられていた外出欲が爆発するころ、またどこからともなく増えてくる。

 

正直僕自身も、「もうオーストラリア国内は大丈夫」と思っていましたから、今回の爆発感染にはびっくりしています。

 

ただ、オーストラリア政府ももうお金はないはずなので、ビジネスのロックダウンはしずらい。何とかビジネス・経済を回しながら、コロナを収束させていきたいと思っているはずです。

 

ただ、3月のピークを越えてくることになると、エリアのロックダウンが始まるかもしれません。

 

■パニック買い、、、再び

 

3月のピーク時に起こったパニック買いが再び起こりつつあります。おそらく先回のようにはならないと思います。がもし僕が実際にトイレットペーパーの棚が空だったり、パスタの棚が空だったりするのを見たら、やはり買ってしまうのではないか???

 

パニック買い→アホだなあ。先回で無駄な努力だってことはわかっただろ。。

 

とおもいつつ、現実に目の前に突き付けられると、人間の心ってどうなるかわからないですよね。

 

■国際線は今年いっぱいは無理なのではないか?

 

今年いっぱいは14日間の隔離は撤廃しないほうがいいとの議論が進んでいます。これはマジで勘弁してほしいですが、でもカンタス航空は年末の日本行き(メル→香港→羽田)を販売しています。

 

どういうことになるかはまだわからないですが、こんな状況ではまだチケットは購入できないですね。

 

■結局はコロナと共に生活することになる

 

With coronaという言葉がありますが、ウィルスですから0にするのは無理があります。時間が経てば薬やワクチンもできるでしょうし、他のインフルエンザ同様の扱いになるのだと思います。

 

そのうち毎年の予防接種の中にもコロナワクチンが入ってくるかもしれませんね。まあそれまでの辛抱ですかね。

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オーストラリア国内線が返ってくる|ジェットスターが$19で販売開始!

【2020.6.19】

こんにちは。ガチ移住ブログのおっさんです。

 

今日はうれしいニュースをお届けします。

 

■ジェットスターが国内線のチケット販売開始

 

オーストラリアの航空会社、ジェットスターが国内線のチケットの販売を開始しました。その価格は最安値で19ドル。ちなみに19ドルの区間は以下の通りです。

 

【以下の区間すべて19ドルです】

アデレードからメルボルン

アデレードからシドニー

アデレードからケアンズ

メルボルンアバロンからゴールドコースト

メルボルンアバロンからシドニー

ブリスベンからシドニー

ブリスベンからプロサーパイン(ウィスティンデーコースト)

ブリスベンからタウンズビル

メルボルンからバリナ(バイロンベイ)

メルボルンからケアンズ

ケアンズからゴールドコーストへ

シドニーからケアンズ

メルボルンからサンシャインコースト

メルボルンからニューカッスル

メルボルン発ゴールドコースト

メルボルンからシドニー

ニューカッスルからゴールドコースト

シドニーからプロサーパイン(ウィッサンデーコースト)

シドニーからタウンズビル

シドニーからゴールドコーストまで

 

もちろんこれは、お客さんを飛行機の旅に戻すためのエサです。ですがかなり魅力的なエサですし、これで自由に旅ができるという解放感からかなり早い段階で売り切れるのではないか?と思います。

 

みんなどこかに出かけたい欲がたまってますからね。

 

■国外はいつになるのか?

 

・日本の動き

安倍さんが昨日、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4か国の入国規制緩和に向けて協議を進めることを表明しました。

 

入国前のPCR検査とか、行動計画書の提出など条件はあるようですが、これも第一歩としてとらえればよいのではないでしょうか。

 

・オーストラリアの動き

 

オーストラリアは特に動きはないですね。ニュージーランドとの行き来が最初になると思いますが、それもまだ具体的にいつ実現するかわかりません。

 

ワクチン、もしくは治療薬の開発が早いとこうまくいくことを祈るしかないですね。

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オーストラリアで中国人差別って本当?在住者が実感していること

こんにちは、ガチ移住ブログのおっさんです。

 

今日は、Yahooニュースでも話題となっている、オーストラリアで中国人差別事件は起こっているのか?について書きたいと思います。

 

■僕個人的には聞いたことがない

 

まず、僕は中国人が差別されているということを聞いたことがありません。周りの中国人からも聞いてません。

 

普通、国が自国民に対し差別されるから渡航を自粛したほうがいいよっていう勧告がされるなら何らかの事件があってもいいようなものなのですが、僕の周りではありません。

 

■まったく0なのか?

 

ただ、まったく中国人差別が0なのかというとそうではないと思います。

 

在豪中国大使館などにはニュースにはならない程度の何らかの差別報告がされている可能性はありますので、そこは一概には否定はできないです。

 

また、多くの人はコロナの発生源が中国であると知っていますから、コロナショックで職を失った、家族が無くなってしまった、、、など何らかの直接的な被害を受けた人はその怒りを中国人に向けてしまうことがあるかもしれません。

 

実際にYahooニュースによるとシドニーのあるNSW州でアジア人に対する差別的な言動や行動があったようですね。

 

いずれにしても、国が渡航自粛勧告を出すレベルではないということは確かです。

 

■海外在住者あるある:中国人差別があると日本人も困る

 

正直中国人差別があると、日本人も困ります。だって他の民族にとっては、中国人も韓国人も台湾人も日本人も見た目は一緒ですから。

 

極端な話、中国にバッシングが起こる=日本人もとばっちりを食らう

 

ということになります。実際のところアジア人差別は中国人差別からはじまるのも事実です。

 

だから中国人差別があったって日本人には関係ない、、、っていうわけにはいかないんですね。差別する人っていちいち

 

「お前中国人か?」

「いや、日本人です」

「じゃいいや、、、ごめんね~」なんていう展開にはならず、、、いきなり何もしてないのに暴言を吐いたりしますからね。

 

中国人じゃないうえに、いやな思いをしなければならない。。。日本人からするとこんなあほらしいことはありません。

 

そういうわけで日本人も無関係じゃないので非常に困ります。

 

■背景にはオーストラリアと中国の対立がある

 

ことの発端はスコットモリソンが、「コロナウィルスの発生源を特定すべきだ」とか、「WHOが調査すべきだ」と発言したのかきっかけです。

 

中国側からすると、「そんなに中国を悪者にしたいなら、観光とか留学を取りやめてお金を落とさんぞ」っていうことですよね。

 

まあ正直、オーストラリアの大学なんて中国人留学生に支えてもらっているようなものですから、実際問題金銭的には大打撃を食らいます。

 

あと、オーストラリアの資源も中国に行ってますからね。オーストラリア経済は中国に牛耳られているというのも事実です。

 

コロナ不況を脱したいオーストラリアがこの中国からの脅しに対してどう対処するのか?しばらく静観したいと思います。

 

【2020.6.12追記】

オーストラリア首相のスコットモリソンが中国の脅しには屈しないとの声明を出しました。これだけ経済的に中国に頼っている国がこういった強い発言をすることはかなりの勇気が必要かと思います。

 

でもこの発言は誇りに思います。

 

ただ、人口がたった2500万人強のオーストラリア1国が対立したところで、中国に勝つのは無理。もちろん今回はアメリカ、ヨーロッパ各国の流れを汲んでオーストラリアも言ったのでしょうけれど、あとは日本にも頑張ってもらいたいですね。

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