パンくずリスト
  • ホーム
  • 生活について
カテゴリー:生活について

【2021.9.15】

 

こんにちは。僕が住んでいるビクトリア州の田舎街は、先週の金曜日から移動制限が少し解除されていますが、都会のメルボルンではいまだに厳しいロックダウン中です。

 

■カンタス航空の計画

 

さて、今日はカンタス航空が今年の12月から国限定で国際線のスケジュールを戻すプランを発表した件についてです。

 

ニュースソースはこちら

https://www.qantasnewsroom.com.au/media-releases/qantas-group-outlines-strategy-for-restarting-international-flights/

 

----重要な部分はこちら----

  • From mid-December 2021, flights would start from Australia to COVID-safe destinations, which are likely to include Singapore, the United States, Japan, United Kingdom and Canada using Boeing 787s, Airbus A330s, and 737s and A320s for services to Fiji.

 

これによると、日本を含むワクチン接種率が優秀な複数の国と国交を再開するとのこと。

 

ただし、これはオーストラリアが「ワクチン接種率が80%以上のPhaseCに入っている」ことが前提です。ワクチン接種率が80%に達するのがいつかわからないので、12月中旬というのは、「このままワクチン接種が今のペースで進んだら。。。」という予測に基づくものです。

 

ちなみにPhaseはAからDまであって、簡単に書くと以下のようになっています。

PhaseA:現在(できるだけ多くワクチンを接種している段階)

PhaseB:ワクチン2回接種が70%

PhaseC:ワクチン2回接種が80%

PhaseD:ワクチン後の展開

 

↓こちらは本日の最新ニュース

https://www.9news.com.au/national/qantas-schedules-international-flights-to-restart-from-december-18-2021/76f00ad0-d25f-4bd0-ae82-d7cf140aa602

どうやらカンタスの国際線は12月18日から始まるようですね。

 

試しにMELから羽田へのフライトを検索してみたところ、きちんと出ました。(12月17日までは出てませんが、18日からは出ています)

 

 

■ワクチン接種率だけで簡単にいけばいいけど。。。

 

まあ、今までもニュージーとの便を再開させたり、止めたりといったすったもんだがありましたので、僕はそう簡単にはいかないと思います。

 

ワクチン接種率が80%を超えていても、重症患者が増えて病院がひっ迫してきた、、、などの理由からロックダウンをすることはあり得ますし。

 

まだ逆にもっと有効性のあるワクチンの開発や治療薬の開発も進んでいますから、予定よりも早くなる可能性もあります。

 

今のところはどっちになるかはわかりません。

 

ただまあ、こういうニュースがこれからどんどん増えてくると思いますので、そうなると世の中が明るくなってきそうで、それはそれでいいことですね。

カテゴリー
タグ

【2021.9.8】

 

こんにちは。

 

ビクトリアは州全土でロックダウン中。1か月以上もロックダウンをしているのにコロナの新規患者数もどんどん伸びて、今は200人/1日を突破しています。

 

そんな中、Regional Victoriaは、制限を少し解除するとの発表がありました。

 

これは、オーストラリアがコロナに対する政策を転換する時期に来ていることを証明する出来事だったので、記録に残しておきます。

 

■政策転換のきっかけは?

 

今年の7月ごろまでは、いわゆる「0コロナ政策」でした。

 

メルボルンで新規が一桁でも出たら、アンドリュー氏が出てきてお決まりのセリフ、

「This is extremely risky. We have no choice」

「はいはい、またロックダウンでしょ」

 

という感じで即全州ロックダウンに入り、ある程度新規が収まるまでどんどん規制が厳しくなっていくという感じ。

 

どころが今回NSWでデルタ株が蔓延。数か月にわたるロックダウンにも関わらず、一向に減る気配を見せない。

 

もちろん、ワクチン接種率の高まりに伴い、制限を解除していく方針を出してはいましたが、デルタ株がコントロールできなく、0コロナ政策が続けられないことが一つのきっかけになったことは間違いありません。

 

■今後の見通し

 

今のところ、1回目のワクチン接種率が70%に達する9月23日に、メルボルン都市圏もロックダウンによる制限が少しづつ解除されていく見通しです。

 

今回新規患者が増えているにもかかわらず、Regional Victoriaで制限が実際に少し解除されるところを見ると、この見通しは実現すると思います。(もう少し早くなるかもしれません)

 

そしてその後は、ワクチン接種率(2回)が70%、80%になるにつれ、ロックダウンをやらない生活に入ってくると思います。

 

■気になるのは国境封鎖の解除

 

あとはいつ外国に行けるのかどうか?です。今のところ、オーストラリア帰国時に14日間の隔離がありますし、ホテルの滞在が全額自己負担のため($3000ドルくらいかかる)実質海外には行けません。

 

政府のガイドラインによると、ワクチン2回接種が80%を超えたら、国境を安全な国からオープンにしていくと書いてあります。今のペースだと80%に達するのが年末あたりになるのではないかと言われています。

 

おそらく日本は、ワクチン接種率も半端ない勢いで上がってますし、オリンピックもやりましたので、安全な国として認識されるのではないかなあと楽観視しています。

 

■まだ安心はできない

 

少し心配なのは、ワクチン接種率が80%を超えても、どんどん重傷者がでるという状況になった場合。新規の患者は増えてもいいのですが、重傷者がワンサカ出て医療がひっ迫してくると、「接種率が80%になってるし~」とか言ってられなくなります。

 

ワクチン先行国のアメリカやイギリスでは、デルタ株によってどんどん新規の患者が増えている状態。今後重傷者が増えてくるかどうかでワクチン後進国の方針が決まってくるでしょう。

 

その後はワクチンだけじゃなくて、治療薬や治療法の確立です。

 

できるだけ重症化を防ぐワクチン+かかってしまった時の治療薬

 

この2つの対策がそろった時に初めて人類がコロナに打ち勝つことができるのではないでしょうか?

 

世界中の頭の良い研究者たちに期待ですね。

カテゴリー
タグ

【2021.8.23】

 

またか~。。。

 

先週の土曜日から、メルボルン都市圏だけでなく、僕が住んでいるRegional Victoriaでもロックダウンが再び始まりました。しかも今回は、ロックダウン発表の2時間後からロックダウン開始でした。

 

「オイ、、、アンドリュー君、早スギダロ!!!」

 

そう思った人も多かったはずです。

 

■事のはじまり

 

事の始まりは、8月20日(金曜日)にメルボルンの北約190kmの場所にあるShappartonという町で新規コロナ患者が出たこと。

 

これはRegionalのロックダウンが解除されてから2週間で初めての出来事であり、Regionalが再びロックダウンになるのか?注目されていました。

 

金曜日には結論は出さず、土曜日に持ち越され、土曜日の朝10時半から会見が始まり、その日の午後1時からロックダウンが開始されるとのこと。

 

ここまで急なロックダウンは今までありませんでした。

 

■おっさんが思った問題点/疑問点

 

1. この広いビクトリアをメルボルン都市圏とRegionalの2つにしか分けていない。

 

今回は、Sheppartonでコロナ患者が出たのですが、数百キロ離れた、HorshamとかWarrnambool、Milduraなどの街も同じRegionalとしてくくられているため、コロナ患者が0なのにロックダウンしています。

 

距離を日本で例えれば、名古屋でコロナ患者が10人出たら、西は広島、東は栃木までロックダウンするというものです。

 

2. 発表から2時間はいくら何でも早すぎる

 

月-金のビジネスは問題ないんですが、レストランとか営業をしようとしていたビジネスなんかは本当に困ると思います。

 

知り合いでレストランを経営しているところなんかは、刺身を提供しているのでロックダウンのたびに仕入れた魚を、捨てちゃうよりはましということで、街の日本人に安く売っています。

 

おかげで僕の家族は新鮮な刺身を数週間に1回食べることができているのですが、そのたびに「ほんと大変だなあ」と申し訳ない気持ちにもなり、複雑な思いです。

 

3. ワクチンを打ったインセンティブが全くない

 

自由になるためにワクチンを打ったのに、ワクチンを打ってない人との差が全くありません。例えば、ワクチンを打ったら制限を5kmから10kmにしますよ~とか、スポーツ施設を使ってもいいですよ~とかいうのが全然なく、打っても打たなくても同じように制限される状態。

 

僕は、ワクチンを打たなければ日本に帰れないので、実質打たないという選択肢はありません(実際すでに2回接種が終わりました)。でも今のところそのベネフィットが全く感じられていないのが実情です。

 

4. 相変わらずロックダウンしかしていない?

 

コロナ発生から1年半以上経って、ワクチンの普及率が上がってきています。オーストラリアは、ワクチンを打つ資格がある人のうち、1回以上接種した人の割合が50%を超えました。

 

さらに治療法も抗体カクテル療法などどんどん効果的なのが出てきています。こんな感じで状況は変化し続けているのに、やっていることは変わらず全州ロックダウン。一つ覚えですね。アンドリュー君がテレビに出てくるたびに「どうせロックダウンでしょ。。。」としか思いませんね。

 

■ロックダウンはデルタに通用するのか?

 

シドニーは7月からロックダウンを開始。8月末に差し掛かった時点で今までのワーストを更新、一日に800人を超える新規患者が出ています。

 

これは去年メルボルンが記録したオーストラリア国内ワーストの1日700人を超えており、ロックダウンを行ってから1か月半経ってもどんどん患者が増え続けていることを示しています。今のところデルタにはロックダウンは通用していません。

 

ただ、ウィルスは人から人へ感染するので、行動を抑えればどこかでピークに達し、その後は下がってくるはずですが、デルタは今までのコロナよりもその感染力が強力な感じなので、そのペースが今までになくゆっくりです。

 

結局NSW州のロックダウンは9月末まで延長されたようですが、個人的には11月近くまで、下手をすると年末ごろまで続くのではないかと思います。

 

ですがそのころにはワクチン普及率(2回接種)が最低でも70%を超えるはずですから、いよいよロックダウンなしのWithコロナの時代が来るのかもしれませんが。。。

 

■0コロナ政策の行く末

 

オーストラリアは政府がワクチン普及率が上がってくに連れて、ロックダウンなどの制限をなくしていくというロードマップを発表しています。

 

政府としては、国境を閉鎖し、何かあったらロックダウンして新規患者を抑えつつ、ワクチン普及率が高まるまで大規模なロックダウンなしにいくつもりだったのでしょうけれど、NSWで感染が爆発してしまい、ビクトリアも全州がロックダウンに入りました。

 

今オーストラリアの各地ではロックダウンに抗議をする人がデモ行動を起こしており、逮捕者も数百人出ています。

 

そろそろロードマップの具体的な時期を政府が発表しないと、人々の我慢も限界にきているような感じですね。「いつまでこんな我慢をしなければいけないんだ」というのが大半の意見だと思いますので。

 

■自分自身への影響

 

僕は田舎なので都会の人よりもロックダウンの期間が短いですし、仕事もエッセンシャルのため、一度も止まったことがありません。ですから、都会の人に比べれば全然ましなのですが、それでもロックダウンのたびに「またか~」と残念な気持ちになります。

 

我が家への直接的な影響としては、

子供たちの通学がない、スポーツができない、メルボルンへの土曜校がオンライン

という感じでしょうか。主に子供たちへの影響ですね。

 

今回の場合は、地域でまったく感染者がいない状態なのに「なぜここでロックダウン?」という不満が大きいです。

 

もう少し細かく地域を分けてロックダウンをすることはできないのでしょうか?

 

といくらここで不満を言ってもオーストラリアは今更変えようもなく0コロナを続けるんでしょうね。。。特にビクトリアは、去年ロックダウンで成功をおさめたので、それしか考えられないのかもしれません。

 

ただ、これでワクチンの普及率が80%に達した時点でも相変わらずロックダウンをやってたら、、、みんなの不満が爆発し、暴動がおこりそうで怖いです。。。

 

ロックダウンの犠牲者>コロナ患者となる前にワクチン普及率が高まることを望みます。

 

■おまけ:今回のロックダウン詳細(メルボルン領事館のメルマガより)

 

(1)外出は居住地から5km圏内に制限され、以下の5つ理由以外での外出は認められません(パートナー訪問等の例外を除く)。 
 ア 食料品や物資の買い物   
一世帯当たり1人が1日1回のみ可能(介助者が必要な場合を除く)。なお、居住地から5Km圏内に店が無い場合は、最寄りの店まで移動可能 
 イ 介護及び医療 
 ウ 必要不可欠な仕事または許可された通学
23日(月)23:59より、許可された職業の従業員、及び高等教育機関の学生は許可証の携帯が必須。
 エ 運動:屋外での運動は1日2時間以内、大人2名まで若しくは扶養家族に限定。シェアハウスや大規模な世帯は、世帯全員での運動不可。
 オ ワクチン接種 
(2)マスクの着用 
 ア 12歳以上:外出時は、屋内及び屋外に関わらずマスク着用必須
 イ 小学生:外出時は、屋内及び屋外に関わらずマスク着用推奨
 ウ 公共の場でマスクを外しての飲酒禁止
(3)自宅訪問と集会 
 ア 自宅訪問は禁止。但し、パートナーは許可 
 イ 屋外での集会は禁止 
(4)学校及び仕事 
 ア 幼児教育:閉校 (許可された必要不可欠な仕事を持つ親の子、ケアが必要な子を除く)
 イ 学校:閉校(許可された必要不可欠な仕事を持つ親の子、ケアが必要な子を除く) 
 ウ 仕事:可能な限り在宅勤務 
(5)娯楽施設 
 ア ジム、プール、コミュニティセンター等は閉鎖 
 イ 公園の遊戯設備、バスケットボールの設備、スケートパーク、屋外運動器具などの使用禁止

カテゴリー
タグ

【2021.7.27】

 

最近はずーっとオリンピック観戦してます、おっさんです。

 

昨日の夜は特に興奮しました。。卓球の水谷・伊藤選手が中国を破っての金メダル。。あれはマジですごかった~。

 

数日前にドイツ戦最終ゲームで土壇場からの逆転勝ち。。。そのシーンも見てたんですけど、そこからオリンピックの神様が2人にはついていたのかな?まあとにかくうれしい一日でした。

 

■ビクトリアはロックダウンが今夜解除に

 

さて、ビクトリアはここ12日間のロックダウンをしており、厳しい行動制限があります。メルボルンでは、ロックダウンに反対する人々によるデモが行われ、逮捕者も出ているほど。

 

そんなロックダウンも今夜の深夜0:00から解除になります。明日から子供たちも学校に行き、スポーツなども自由にできるようになります。これでビクトリアは5度目のロックダウンが終了します。

 

■いつまでCovid0政策を続けるのか?

 

オーストラリアは日本と違いCovid0政策を一貫して取り続けています。今回のビクトリアはコロナ新規患者が5人出た時点で12日間のロックダウン。

 

NSW州は対応が遅れたたため、1か月くらい経った今でも全くロックダウン解除の見込みはありません。(1日100人程度の新規患者が出ている)

 

NSW州はあと数週間はロックダウンを続けるでしょうね。

 

ただ、日本がオリンピックをやって成功を収めると、今後の世界の人々の風潮が急激に変わってくる可能性があるなあと僕は感じています。

 

■Covidゼロからwith Covidへ

 

おそらく今後の国際スポーツ大会はよほどのことがない限りキャンセルされない事でしょう。それは日本がコロナの中、ロックダウンもせずに(非常事態宣言は出てますが)オリンピックという世界の中で最も大きなスポーツ大会を成功させたという実績をつくった(これから作る)ため。

 

菅さん、(でしたっけ?)、”人類がコロナに打ち勝つ証としてオリンピックを行うんだ”ということを言ってた気がしますが、それを聞いた当時は僕自身”ピンとこなかった”その言葉がいまは、”なるほど、そういう事だったのね”と理解できるようになってきました。

 

コロナやばい→ロックダウンの連鎖から、

 

ワクチン打ちながらコロナと共に生きていく

 

っていうように、今回の東京オリンピックの成功をきっかけに、人々の意識が変わってくるのではないかな?と思います。

 

僕も日本のニュースを見ているので、いろんな問題が噴出しているのは知っています。ですが、今回のオリンピックのために数年間必死で頑張ってきたアスリート、そしてその人たちを応援する各国の人々、世界中に感動を与えている大会という時点でそれは成功と言っていいのではないかと思います。

 

■ロックダウンなしの世界へ

 

「いつまでもロックダウンの繰り返しなんてやってらんないよね。」

「いつかはまた自由に国内や世界を行き来できるようにしたい」

 

これはすべての人の願いです。ウィルスは絶対に消滅しませんから、結局いつかは、コロナと共に生きる世界に移行していきます。

 

じゃあ、いつ今の0政策を辞めて、コロナと共に生きる政策になるのか?

 

そのカギとなるのがワクチンの接種率でしょう。

 

今オーストラリアでは、ファイザーのワクチンが不足しているそうなので、そういったワクチン不足が無くなり、国民の半数くらい(60%程度?)が接種し、いつでもワクチン打てるぞ、っていう状態になったらCovid0政策を辞めるでしょうね。

 

一定数俺はワクチンを打たないぞ、っていう人もいますけど、それはそれでその人が選んだことですからしょうがないです。(ワクチンがいつでもありますよという状態で、自分の希望で接種しないんですから)

 

まあ、その方向転換がいつっていうのが問題なのですが、現実問題として今年いっぱいは無理でしょう。個人的には来年3月くらいを目指すのではないか?と希望を込めつつ思います。

 

■ワクチンパスポートはできる

 

フランスでは、テーマパークに入場するのに、ワクチンを接種したという記録を提示することが義務化されたそうです。今後は、国内のテーマパークだけでなく、外国に行く際にワクチン接種済を証明する必要があることになりそうです。

 

となると、日本に行きたければワクチンを接種する必要があるわけで、まあ僕にはワクチンを打たない選択肢はありません。

 

今後、ファイザー2回目の接種がありますが、そのあとはもう少し安全と言われている日本製のワクチンを打てるようになればさらに良いですね。

カテゴリー
タグ