【2021.8.23】

 

またか~。。。

 

先週の土曜日から、メルボルン都市圏だけでなく、僕が住んでいるRegional Victoriaでもロックダウンが再び始まりました。しかも今回は、ロックダウン発表の2時間後からロックダウン開始でした。

 

「オイ、、、アンドリュー君、早スギダロ!!!」

 

そう思った人も多かったはずです。

 

■事のはじまり

 

事の始まりは、8月20日(金曜日)にメルボルンの北約190kmの場所にあるShappartonという町で新規コロナ患者が出たこと。

 

これはRegionalのロックダウンが解除されてから2週間で初めての出来事であり、Regionalが再びロックダウンになるのか?注目されていました。

 

金曜日には結論は出さず、土曜日に持ち越され、土曜日の朝10時半から会見が始まり、その日の午後1時からロックダウンが開始されるとのこと。

 

ここまで急なロックダウンは今までありませんでした。

 

■おっさんが思った問題点/疑問点

 

1. この広いビクトリアをメルボルン都市圏とRegionalの2つにしか分けていない。

 

今回は、Sheppartonでコロナ患者が出たのですが、数百キロ離れた、HorshamとかWarrnambool、Milduraなどの街も同じRegionalとしてくくられているため、コロナ患者が0なのにロックダウンしています。

 

距離を日本で例えれば、名古屋でコロナ患者が10人出たら、西は広島、東は栃木までロックダウンするというものです。

 

2. 発表から2時間はいくら何でも早すぎる

 

月-金のビジネスは問題ないんですが、レストランとか営業をしようとしていたビジネスなんかは本当に困ると思います。

 

知り合いでレストランを経営しているところなんかは、刺身を提供しているのでロックダウンのたびに仕入れた魚を、捨てちゃうよりはましということで、街の日本人に安く売っています。

 

おかげで僕の家族は新鮮な刺身を数週間に1回食べることができているのですが、そのたびに「ほんと大変だなあ」と申し訳ない気持ちにもなり、複雑な思いです。

 

3. ワクチンを打ったインセンティブが全くない

 

自由になるためにワクチンを打ったのに、ワクチンを打ってない人との差が全くありません。例えば、ワクチンを打ったら制限を5kmから10kmにしますよ~とか、スポーツ施設を使ってもいいですよ~とかいうのが全然なく、打っても打たなくても同じように制限される状態。

 

僕は、ワクチンを打たなければ日本に帰れないので、実質打たないという選択肢はありません(実際すでに2回接種が終わりました)。でも今のところそのベネフィットが全く感じられていないのが実情です。

 

4. 相変わらずロックダウンしかしていない?

 

コロナ発生から1年半以上経って、ワクチンの普及率が上がってきています。オーストラリアは、ワクチンを打つ資格がある人のうち、1回以上接種した人の割合が50%を超えました。

 

さらに治療法も抗体カクテル療法などどんどん効果的なのが出てきています。こんな感じで状況は変化し続けているのに、やっていることは変わらず全州ロックダウン。一つ覚えですね。アンドリュー君がテレビに出てくるたびに「どうせロックダウンでしょ。。。」としか思いませんね。

 

■ロックダウンはデルタに通用するのか?

 

シドニーは7月からロックダウンを開始。8月末に差し掛かった時点で今までのワーストを更新、一日に800人を超える新規患者が出ています。

 

これは去年メルボルンが記録したオーストラリア国内ワーストの1日700人を超えており、ロックダウンを行ってから1か月半経ってもどんどん患者が増え続けていることを示しています。今のところデルタにはロックダウンは通用していません。

 

ただ、ウィルスは人から人へ感染するので、行動を抑えればどこかでピークに達し、その後は下がってくるはずですが、デルタは今までのコロナよりもその感染力が強力な感じなので、そのペースが今までになくゆっくりです。

 

結局NSW州のロックダウンは9月末まで延長されたようですが、個人的には11月近くまで、下手をすると年末ごろまで続くのではないかと思います。

 

ですがそのころにはワクチン普及率(2回接種)が最低でも70%を超えるはずですから、いよいよロックダウンなしのWithコロナの時代が来るのかもしれませんが。。。

 

■0コロナ政策の行く末

 

オーストラリアは政府がワクチン普及率が上がってくに連れて、ロックダウンなどの制限をなくしていくというロードマップを発表しています。

 

政府としては、国境を閉鎖し、何かあったらロックダウンして新規患者を抑えつつ、ワクチン普及率が高まるまで大規模なロックダウンなしにいくつもりだったのでしょうけれど、NSWで感染が爆発してしまい、ビクトリアも全州がロックダウンに入りました。

 

今オーストラリアの各地ではロックダウンに抗議をする人がデモ行動を起こしており、逮捕者も数百人出ています。

 

そろそろロードマップの具体的な時期を政府が発表しないと、人々の我慢も限界にきているような感じですね。「いつまでこんな我慢をしなければいけないんだ」というのが大半の意見だと思いますので。

 

■自分自身への影響

 

僕は田舎なので都会の人よりもロックダウンの期間が短いですし、仕事もエッセンシャルのため、一度も止まったことがありません。ですから、都会の人に比べれば全然ましなのですが、それでもロックダウンのたびに「またか~」と残念な気持ちになります。

 

我が家への直接的な影響としては、

子供たちの通学がない、スポーツができない、メルボルンへの土曜校がオンライン

という感じでしょうか。主に子供たちへの影響ですね。

 

今回の場合は、地域でまったく感染者がいない状態なのに「なぜここでロックダウン?」という不満が大きいです。

 

もう少し細かく地域を分けてロックダウンをすることはできないのでしょうか?

 

といくらここで不満を言ってもオーストラリアは今更変えようもなく0コロナを続けるんでしょうね。。。特にビクトリアは、去年ロックダウンで成功をおさめたので、それしか考えられないのかもしれません。

 

ただ、これでワクチンの普及率が80%に達した時点でも相変わらずロックダウンをやってたら、、、みんなの不満が爆発し、暴動がおこりそうで怖いです。。。

 

ロックダウンの犠牲者>コロナ患者となる前にワクチン普及率が高まることを望みます。

 

■おまけ:今回のロックダウン詳細(メルボルン領事館のメルマガより)

 

(1)外出は居住地から5km圏内に制限され、以下の5つ理由以外での外出は認められません(パートナー訪問等の例外を除く)。 
 ア 食料品や物資の買い物   
一世帯当たり1人が1日1回のみ可能(介助者が必要な場合を除く)。なお、居住地から5Km圏内に店が無い場合は、最寄りの店まで移動可能 
 イ 介護及び医療 
 ウ 必要不可欠な仕事または許可された通学
23日(月)23:59より、許可された職業の従業員、及び高等教育機関の学生は許可証の携帯が必須。
 エ 運動:屋外での運動は1日2時間以内、大人2名まで若しくは扶養家族に限定。シェアハウスや大規模な世帯は、世帯全員での運動不可。
 オ ワクチン接種 
(2)マスクの着用 
 ア 12歳以上:外出時は、屋内及び屋外に関わらずマスク着用必須
 イ 小学生:外出時は、屋内及び屋外に関わらずマスク着用推奨
 ウ 公共の場でマスクを外しての飲酒禁止
(3)自宅訪問と集会 
 ア 自宅訪問は禁止。但し、パートナーは許可 
 イ 屋外での集会は禁止 
(4)学校及び仕事 
 ア 幼児教育:閉校 (許可された必要不可欠な仕事を持つ親の子、ケアが必要な子を除く)
 イ 学校:閉校(許可された必要不可欠な仕事を持つ親の子、ケアが必要な子を除く) 
 ウ 仕事:可能な限り在宅勤務 
(5)娯楽施設 
 ア ジム、プール、コミュニティセンター等は閉鎖 
 イ 公園の遊戯設備、バスケットボールの設備、スケートパーク、屋外運動器具などの使用禁止

Pocket
LINEで送る