年別:2020年

【2020.5.20】

 

こんにちは、ガチ移住ブログのおっさんです。

 

今日、ちょっと驚きのニュースが入ってきたので、記録しておこうと思いました。それは、「タイ航空が経営破綻」というニュース。

 

オーストラリアでも先日ヴァージン航空が経営再建に入りましたが、タイ航空は政府系の航空会社でオーストラリアでいえばカンタスが破綻するようなもの。インパクトが違います。

 

僕も日本帰国の際、個人的にタイ航空は何度も利用したことがあっただけに悲しいニュースです。

 

ただ、政府系というのもあり、経営破綻=即運航停止ではなく、運航を継続しながらリストラなどの更生計画を実施していくそうです。

 

■オーストラリアの財政は大丈夫か?

 

オーストラリアは、厳しいロックダウンでコロナを制圧しています。そこは評価できます。今後はこれからどう経済を回復させていくかが問題です。

 

オーストラリア政府は、数々の経済支援策を発表しました。今それが実施されている段階ですから、どんどんお金が無くなってきていると思います。

 

最近、制限を解除してきているのも、コロナが制圧できているということもありますが、それ以上に財政が持たないという理由もありそうな気がしています。早急な経済回復策を期待しています。

 

■日本はなぜかそんなに窮地に陥っていない

 

正直僕は日本のぬるいコロナ対策は、日本を欧米のようにしてしまうのではないか?と思っていました。ですが実際は厳しいロックダウンもせず、自粛要請しかしなかったのに、死者も新規患者も欧米ほど増えてない。

 

BCGが効いているとか、根本的な衛生基準が他の国とは違うとか、いろんな説がありますが、実際問題、非常事態宣言をして各都道府県が自粛に入ってから2週間ほどで劇的な効果を得ました。

 

そして、今は経済回復に進んでいるという。。。ね。(信じられないほどの強さ)

 

おそらく日本はこのままいくとダメージも少なく、世界で最も早い段階で経済回復しそうですね。(日本人としては誇らしいです)はやいとこ日本とオーストラリアの国交が正常化すればいいなあ、と願っている今日この頃です。

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【2020.5.20】

こんにちは、ガチ移住ブログのおっさんです。

 

今日は不動産投資の話です。

 

の前にやはりコロナの話から。。。

 

■のべ7000人を突破

トータル6000人を突破してからかなりゆっくりのペースでしたが、昨日の時点でトータルのコロナ患者が7068人になりました。

 

・トータルケース : 7068人

・トータルDeath : 99人

・トータルRecover : 6411人

 

最近は10人前後新規の患者が出ている状況。ちなみに昨日はオーストラリア全体で9人。ここまでくれば、病院が崩壊することもないでしょうし、世界の状況を見ながら国際的な制限を解除を段階的にしていくことでしょう。

 

ビクトリア州も、5月13日からほんのちょっとですが、制限解除を開始しました。外出していい理由に、5人まで友人を家に招いてよいことが加わりました。

 

そして大きいのが学校の開始。

 

今までビクトリア中の親を悩ませていた自宅学習がとうとうなくなります。学年により再開日が違いますが、5月26日と6月9日の2回に分けて学校が始まります。うちの子共たちも今まで生活リズムが狂いまくっていたため、また元に戻すのが大変です。

 

でもこうして少しづつ元の生活に戻れるというのは喜びが大きいですね。

 

前置きが長くなりましたが、ここから本題です。。。

 

■ローンの金利はここ数か月でガツンと下がった

 

僕自身、今回オーストラリアの銀行に大借金をして家を建てました。借りた時の金利がNABで3.5%前後、これは2019年8月頃の話です。

 

この時の条件は、Variable(変動金利)にしていたので、その後のコロナ騒動で今は3.0%を切るくらいまで下がりました。

 

それでも他の銀行に比べると、まだまだ高いので、ビルダーへの建設費の支払いが終わったところで、今回思い切って銀行を変えることにしました。今回僕が変えたのはNAB→ANZです。

 

ANZは僕が借りる額の場合、固定金利が2.19%、変動も2.71とどっちもNABより安いので正直NABでローンを組んでいる意味がないのです。しかも今なら4000ドルのキャッシュバックがもらえます。そういったキャンペーン情報も手に入れておくと結構得をします。

 

ただ、この金利は誰でも一緒ではなく、借りる額によって異なります。例えば1ミリオン借りる人はもう少し少ない金利ですし、200Kくらいの人はもう少し多い金利になります。

 

実際ローンの銀行を変更するのにもお金がかかります。いくらかかってくるのかは実際手続きが完了してから更新しますが、だいたい700ドル弱程度はかかります。

 

半分はオーストラリア政府に、、、半分はNABから出ていくのでNABに、、、、両方ともなぜ???っていう疑問は沸きますが、お金を払ってでも金利が安いほうに乗り換えたほうが自分にとって有利になりますので、僕はそうします。

 

そういう意味もあって、こういったキャッシュバックキャンペーンをやっているところに移動すると、余計な支出が相殺されてより楽にホームローンを移動できます。今回の場合は4000ドル(これはキャンペーンとしてはかなり多い)ので、差し引き4000-700=3200ドルも得をし、さらに金利で得をするというおいしい話になります。

 

■手続きはめんどくさいけどブローカーに頼んだ

 

ローンを借り換えるわけですから、すべての資産を審査されます。それがちょっとめんどくさいんですよね。ですが、モーゲージブローカーに頼みましたので、銀行とのやり取りはすべて任せて、僕は必要書類をそろえるだけでした。

 

・審査に必要な書類一覧

  1. 最新の2つのPayslips
  2. 過去6か月のHome Loan Statements
  3. 過去3か月分の給与所得がある口座のStatement
  4. 今まで住んでいて今はレントに出している家のRental Agreement
  5. レントに出している家のCouncil Rate Notice *最新のもの
  6. 最新の3ヶ月分のCredit Card Statements
  7. モーゲージブローカーコンプライアンス書類への署名

 

モーゲージブローカーには僕の家の資産状況がすべて筒抜けになります、、、が、すこしでも家計が楽になるならと思い変更しました。

 

日本でも一緒だと思いますが、銀行にアプライしても全てが承認されるわけではありません。銀行もバカじゃないので(働いている人はバ●も多いですが)この人なら貸しても大丈夫って言う人にしか貸さないのです。

 

審査方法は各銀行によって異なります。各銀行によって独自の計算式があり、まずは上で提出した僕の資産をすべてその計算式にあてはめます。それで借りた金額を返せる見込みがあるかどうかを判断します。

 

僕の場合、これはモーゲージブローカーにやってもらったのですが、その結果、大丈夫だということでANZ銀行にアプライをします。

 

その審査の計算式もその時の状況によって異なるらしく、例えば今はコロナの影響で定期的な収入が入ってこない人も多くなっているので、そういった状況の中では審査も厳しくなります。

 

ですからちょっと前にNABで審査が通ったからと言って今ANZに審査が通るわけではありません。この辺は注意しなければいけません。

 

また、オーストラリアの4大バンク(ANZ、NAB、WESTPAC、COMMON WEWALTH)意外でもマイナーなバンクならもっと安い金利もありますが、僕はこのコロナ不況の中何かあったらめんどくさいのでとりあえず4大バンクの中から選びました。

 

■固定金利と変動金利への振り分け

 

借りるときは、固定と変動のどちらかでなければいけないというわけではなく、借りる全体額を振り分けることもできます。僕の場合は固定が60%、変動が40%に振り分けました。

 

固定金利:2.19% 全体の60%(2年間はこのまま)

変動金利:2.79% 全体の40%

 

という感じです。

で、もし、お金に余裕がある月があったら、高い変動金利の方にどんどんお金を振り込むという作戦です。(そんな月あるかどうかは不明ですが。。。ま、無いな。。。)

 

2年間が過ぎたら、その時に借りている額は変動金利のほうに移動されます。もし、このまま2年間金利が変わらないということでしたら僕の場合、2.19のほうに入れていた60%のお金は、2.79%になるということです。

 

■今の固定金利期間が終わったらまた見直す

 

もうしばらくはこのままANZで行く予定ですが,現在の固定金利の期間(2年間)が終わったらその時点でまた、各銀行の金利を調査して自分にもっとも有利な銀行を選ぶ予定です。

 

そうやって定期的に見直すことで、その時代、その時代で自分に最も有利な銀行を選ぶことができます。これは今後も必要不可欠ですね。

 

今銀行でお金を借りている人も、めんどくさがらずにぜひプランの見直しをやってみてください。

【2020.5.8】

 

昨日、経済活動を再開すべきとの記事を書きましたが、タイミングよく本日オーストラリア政府がコロナ規制緩和のロードマップを発表しました。

 

規制緩和はステップ1~3まであり、7月までには完了する予定との事。ということは、オーストラリア国内の経済活動は7月には完全再開するという事です。

 

ロードマップは以下となります。

■ステップ1について

・5人までのお客さんを家に呼べる

・仕事やパブリックには10人まで集まれる

・レストランやカフェ、ショッピングセンターがオープンできる

・図書館、コミュニティセンターがオープン

・ローカルや地方への旅行ができるようになる

 

■ステップ2について

・20人まで家や仕事、パブリックで集まれる

・ジム、美容セラピー、映画館、劇場、遊園地、ギャラリー、美術館、の再開

・他の州へ旅行が可能

・必要に応じて引き続き在宅勤務を奨励。

 

■ステップ3について

・100人まで集まれる

・みんな職場に戻れる

・タスマニアを含むすべての州間で旅行が可能になる

・フードコートの再開

 

まだビクトリア州は具体的にどうなるのか発表されていませんが、来週には具体的な発表がある模様です。(サウスオーストラリア州は既に発表されています)

 

■「うれしい」の一言

「そろそろいいんじゃないか」と誰もが思っている時のこの発表はかなりうれしいですね。特にローカルとはいえ自由に移動できるようになるというのはかなり助かります。ちょっとした小旅行ができるというのは、マジでうれしいですね。

 

子供が頑張ってた習い事とかも再開されると思うので、これで少しはまた生活にリズムができると思います。

 

■こういったロードマップがあるのは非常に分かりやすい

昨日も記事に書きましたが、オーストラリア政府がどうやって経済活動を再開させていくのか?知りたいと思っていた矢先のこの発表。

 

書いてある内容も分かりやすい(小学生でもわかる)ですし、こういった指針があるのは国民を不安にさせない効果としてはかなりありますね。

 

■油断はまだ禁物

ちょっと心配なのは、みんなストレスが溜まっている時期ですから、一気に街に繰り出してまたクラスターが発生しないかどうか。しばらく僕は日々のコロナの状況を注視しながら自分の行動を決めていこうかと思います。

 

しばらくは油断大敵ですね。

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【2020.5.7】

こんにちは、ガチ移住ブログのおっさんです。

 

■カンタスとジェットスターのニュース

 

カンタスとジェットスターが7月末まで国際便を飛ばさない事を正式に発表しました。僕はこのことは3月末時点でおおよそ分かってたので、特に驚きはありませんでしたが、やはり長期化になりますね。

 

→3月末時点で分かってた証拠の記事はコチラ

 

でもご存知の通り、オーストラリアとニュージーランドはコロナ対策のロックダウンで一定の成果を上げており、この2か国間の国際便については6月30日までの運休としたようです。

 

→NAとのフライトは6月末まで(カンタスウェブサイトより)

 

カンタスもジェットスターもオーストラリアを代表する国際企業ですから、そこの発表となるとインパクトはデカいですね。特に僕のように移住してきて祖国が海外にある人にとっては、「いつ自由に日本に帰ることができるのやら」と心配が重いです。

 

今日本に帰ろうと思ったら、週に3便飛んでいるシドニー・羽田便しかないですね。何か、自由に帰れないってなると無性に帰りたくなりますが、まあ今は引っ越したばかりでお金が全然ないので動けないのはちょうどいいくらいに思っておきます。

 

■最新のコロナの状況

 

さて、オーストラリアの最新コロナの状況ですが、1日の感染者数が20人前後をウロチョロしています。

 

1桁の日も数日はあったのですが、最近また増えてきた感じです。街の雰囲気も少し前とは違ってて、買い物に行ってもたくさんの人とすれ違います。

 

トイレットペーパーも山積みになってて一体何のために焦って買ったのか??よくわからん状況になってます。今はトイレットペーパーなんて見向きもされてないですし。。。

 

今はまあ1日20人前後なのでこれからどんどん減ってくれば制限も解除されていくのかな。。と思います。とりあえずオーストラリア国内だけでも移動制限がなくなり、学校が普通に始まってくれればと願っています。

 

■経済活動とのバランス

 

個人的にはここまで新規感染者が落ち着いてきたら、もう国内は問題なく再開させればいいのになあと思います。となりのおっさん(と言っても僕よりは若い)がメルボルン空港で働いている警察官なのですが、空港はほとんど無人で特にナイトシフトの時はシーンとして不気味だという話をしていました。

 

今年の2月に日本に帰った時は、あれだけごった返していた空港がそんな姿になっているなんて想像できません。

 

空港だけでなくメルボルンのレストラン街もシーンとしているそうで、早いとこ開店しないとコロナどころではない騒ぎになってくるのでは??と心配です。(人気の飲茶レストラン、”シャークフィン”も1店舗つぶれましたし。。。

 

前にも書きましたが、ウィルスを0にするのは不可能です。そうであれば、ウィルスと共に生きるか?ワクチンができるまでこのまま待つかの2択。

 

経済的なダメージを考えると、ワクチンができるのをこのまま数年も待つことはできないと思いますので、どこかで妥協してウィルスと共に経済を回す事を考えなければいけません。(まさか0になるまで待ってないよね??)

 

オーストラリアの政治家はこれまでよくやってきたと思いますが、今後、ウィルスを抑えながら活動制限を解除していく政策もしっかりやってほしいと思います。

 

ヴァージンオーストラリアがつい数週間前に経営再建(実質倒産)となりました。大手の航空会社でもこのような状態ですから、他の企業にも広がったら今度は経済を回そうと思ってもなかなか復活しないという事にもなりかねません。

 

その辺のさじ加減、バランスがうまくできるようになるまで今はまだ少し我慢ですね。

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