2020年3月19日
今日は久しぶりに豪州ドルが50円代になったのを見ました。(一瞬でしたけど)
アメリカドルとかユーロはそんなに落ち込んでいないのに、なぜか豪州ドルはかなりの落ち込みで、正直ここまで行くとは思いませんでしたね。
リーマンショックのときですら55円くらいが最安値だったので、ひょっとしたらそれを超えてくるかもしれませんね。。。
さて、今日は、何やら都会から田舎への食糧買い出しが行われている件について書きます。オーストラリアで生活している人は分かると思いますが、今現在オーストラリアで生活している人はかなりのコロナパニック状態。(特に都会に住んでいる人)
みんな買いだめをしてて、特に人が多いメルボルンのスーパーに食料がないので、僕が住んでいる田舎まで買い出しに来ている人もいるとか。。それもバスツアーで。。。
中にはもっと田舎まで買い出しに来て買い占めていく人もいるそうで、我々のようなローカル人がものを変えなくて困っている始末です。
まあ僕が住んでいる街は田舎街ですが、コールスやウールワースには、ディストリビューションセンターから毎日品物が届きます。ですから、今日なくても明日買える可能性はあります。
ところがそれよりも田舎に行くと、週に2~3回しかスーパーに品物が配達されないところもあり、そういった田舎で都会の人が買い出しを行ってしまうと、ローカル人にとっては、より切実な問題となります。特にお年寄りの人なんかは選択肢が自分が住んでる街しかないので、やばいよ。。。
この前のトイレットペーパー騒動(喧嘩したやつね)といい、今起こっている食糧買い出しツアーといい、残念なニュースが多いですね。(とりあえずバスツアーは止めろ)
とはいえ、この騒動は実際なかなか収まらないでしょうね。おそらく大抵の人が「そんなことするのは人としてみっともないし、やめなきゃいけない」って思ってると思います。
それはそれで正しい。
でもね、正論ばかり言ってても腹は膨れないですから。実際今の物不足の中で、自分の目の前に買いたかったものがある。これを逃したらいつ買えるかわからないっていう状況で、その肉を他人に譲る勇気があるだろうか???
8割から9割の人が正論を理解して、実際に行動に移さないと解決しないでしょうね。
そこで一つ解決策としての案を。
全ての店のストックをいつもの10倍にして、お客さんが買っていく横から商品を置きまくる、、っていうのはどうですか?もちろん制限なんてなし。好きなだけ買ってけって感じで。
これ日本のイオンがトイレットペーパーでやりましたよね。鬼のようにトイレットペーパーを積みまくって最後には誰も見向きもしなくなったっていうね。。。あれは笑った。。
安心感を与えるのが一番です。
それくらいやったら、みんな安心して無理して買い出しツアーなんてしなくても済みますよね。スコットモリソン(首相ね)もただ、「そんなことするな」だけじゃなくて具体的な解決策を出さないとまだまだ続きますよ。こういうくそみっともない自衛手段が。
人々は今不安でしょうがないんだから。。。
でもまあ、今の状況(食糧が全く手にはいらないわけではない)で都会人の田舎食料買い出しツアーは全く馬鹿げてますけどね。。餓死者が出ているわけでもあるまいし。。。(とりあえずやめとけ)
■パースでは女の子が買い物客に踏まれる騒動も
西オーストラリアのパースでは、トイレットペーパーを買いに来た親子のうち13歳の女の子が他の客にもみくちゃにされ、踏まれてケガをするという騒動もあったそうです。
人としての資質は何かあった時に出てくる。オーストラリアは移民で成功した数少ない国のように見えますが、成功の影で何か事が起こるとこういった事が起こってしまうということも頭に入れておかなければいけませんね。