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カテゴリー:生活について

こんにちは、おっさんです。

 

僕が日本にいた頃は、かなりひどい花粉症だったので、オーストラリアに移住するときにようやく花粉症から解放される~と喜んだのですが、結局ここオーストラリアの花粉症はもっとひどかったという。。。(泣)

 

くしゃみ、鼻水はもちろんのこと、不眠、顔の腫れ、重度の疲労などが加わり、その時期はほんとに外に出るのが嫌になったくらいでした。

 

子供たちも僕の遺伝子を受け継いでおり、小学生なのにひどい花粉症。

 

そんな時に、花粉症を根本から治療する方法があるとのことを聞き、やってみることにしました。とはいえ、民間療法系ではなく、きちんとした医学に基づいて行われている治療法ですので、良ければ参考にしてみてください。

 

■花粉症を根本的に治療してしまう方法とは?

 

根本的に花粉症を治す方法ですが、「免疫療法」になります。

 

花粉症は、自分の体が花粉に対して過敏に反応することで起こるのですが、この方法は自分の体に花粉を慣れさせて、過剰に反応しないようにしてしまうというもの。

 

日本だと、「舌下免疫療法」と呼ばれるもので、自分が反応する花粉を毎日意図的に自分の体に入れる方法です。

 

僕の場合は、舌の下に花粉のタブレットを朝一で毎日自然に溶けるまで入れました。これを花粉が始まる数か月前の5月から11月まで半年間行います。

 

で、それを3年間続けるという方法です。

 

■オーストラリアで僕が行った具体的な行動

 

まずGPに行き、花粉症でひどいからアレルギー専門クリニックに行きたい旨を伝えます。するとGPで紹介状をかいてくれるので、予約していきます。

 

街のアレルギー専門クリニックでは、まず自分の体がどんな花粉に反応するのかを調べました。全部で15種類くらいあったでしょうか。。

 

これはアレルギー物質のついた針で腕を突っつくことで調べるのですが、僕の場合オーストラリアの主なアレルギー植物に対してほとんど反応してしまうという結果になりました。

 

クリニックに言った時点で、すでに6月以降になっており、その年は舌下免疫療法を行うのにちょっと遅い時期だったので、次の年から療法を行うことにしました。

 

ちなみに、この時かかった費用は560ドルくらい。その後メディケアで少し戻ってきますが、ほんとアホみたいに高かったです。

 

しかしながらそれ以降は毎年同じ医者に言っていますが、お金は取られなかったですね。でも薬がまた高いんですよ。ちなみに値段は

2018年:30粒で150ドル×6ヵ月=900ドル

2019年:30粒で110ドル×6ヵ月=660ドル(同じ薬が値下げになった)

2020年:30粒で110ドル×6ヵ月=660ドル

合計2220ドル+560ドル(初期費用)=2780ドル

 

僕はプライベートの保険が少し聞きましたが、それでも合計費用で2000ドルちょっと自己負担があった計算になります。

 

これで効果がなかったらお金をどぶに捨てるようなものですよね。(そういう人もいるそうです。効果がある人は85%くらいだそうで。。。。)

 

■舌下免疫療法1年目(2018年5月-11月)

 

2018年の5月からこの療法を始めました。最初の1週間は舌の下が腫れるような感覚がありましたが、それも次第に治まりました(体がアレルゲン物質に慣れてきた証拠)。

 

タブレットの味はほんのり甘い感じで美味しいです(笑)。

 

その年の11月に半年間の治療が終わったのですが、1年目なのに効果を感じることができました。もちろん完全に花粉症が治るというほどではないのですが、症状が大幅に軽くなりました。

 

それでも日によっては、ひどく目がかゆくなったりくしゃみが出る日もありました。そんなときは花粉症用の薬を飲んでも良いので、僕の場合無理せず飲んでましたね。

 

■舌下免疫療法2年目(2019年4月-10月)

 

1年目で予想以上の効果があったので、2年目はもっと効果が感じられるのではないか。。。と期待していたのですが、2年目の場合は1年目とそれほど変わらずでした。ただ、この年は花粉が例年より多くて、症状がひどい人が多かったので、薬が効く、効かないの判断がしずらいと医者が言ってましたね。

 

僕としては3年目に期待です。

 

■舌下免疫療法2年目(2020年4月-10月)

 

今年は3年目で効果をかなり期待していました。というのも医者曰く、3年目にはほとんど感じない人もかなりの数いるとのことで僕もそれに乗っかれたらいいなあと、、、。

 

で実際ですが、確かに今までで最も効果があったという年でしたが、体感的にはこんな感じです。

 

症状がない:90%

軽い症状:9%

重い症状:1%

 

この治療をやる前は、

 

症状がない:5%

軽い症状:30%

重い症状:65%

 

くらいだったので、僕にとっては割と効果がありました。でも、まあこれは過剰に期待していた僕も悪いのかもしれませんが、まったくなくなるというわけではなく、日によっては症状がかなりつらい時もありますので、もしかしたら来年もやらなければいけないかもしれません。(医者によるとまれに4年、5年かかる人もいるとのこと)

 

そうなるとまたお金がかかりますね。。。花粉症が軽くなって気分的にはハッピーなのですが、もっと保険が効くようにしてくれればもっと最高なんですけどねえ。

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こんにちは。移住生活ブログのおっさんです。

 

ロックダウンでレストランでの外食もできない昨今ですが、ちょっとした費用で食生活が変わり、低刺激なロックダウン生活に良い変化が出たので、今回ご紹介します。

 

■Hello Freshってご存じでしょうか?

 

Hello Freshは、簡単にいうと「食材を家まで届けてくれるサービス」の事。メニューは自分で選ぶことができますし、野菜や肉だけでなくソースやスパイスなども適量ついています。

 

ですから家で行うのは、切ったり、炒めたり、混ぜたりするだけ。

 

今まで広告を見たり、話しに聞いたりしていたものの、「どうせ割高でしょ。。宅配費用も含まれるんだし、、」という理由で二の足を踏んでいたHello Freshですが、妻が友人から勧められたらしくトライしてみることにしました。

 

公式ホームページはこちら

https://www.hellofresh.com.au/

 

ついこの前までColesかWoolworthsのグループかな?と思っていたのですが、そうではなく、独立した世界的な企業で日本にもあるようですね。

 

■メリットは?

 

・主婦のレシピを考えるストレスを解決

 

「今日のご飯何にしようかな?あ~ストレスだわ」と感じる主婦は少なくありません。僕個人的にはここが一番のメリットだと思うのですが、Hello Freshだとその悩みが一気に解消します。

 

・自分で作っている感はそのまま

 

出来合いのものをそのまま食べるとか冷凍食品に抵抗がある人もいますよね。特に育ちざかりの子供たちがいる家庭では、手作り感のあるものを食べさせたいと思う人も多いです。Hello Freshは食材がそのまま届けられますから(切ってあるわけではない)自分で作っている感はそのまま感じられます。

 

・自分では作らない料理を気軽に楽しめる

 

僕の家は妻も日本人ですから家庭でも日本料理に偏りがちです。ですが、Hello Freshは多国籍国家のオーストラリアらしく、いろんな国の料理が気軽に楽しめます。外食したときにしか食べないような料理も気軽に楽しむことができるので、生活に変化ができます。

 

ちなみにデリバリーはコンタクトレスで勝手に玄関前に箱を置いていきます。ノックもチャイムもなしです。このご時世には良いと思います。

 

週に何回分の食事、人数、今週は休んで来週デリバリーして、、とか割とフレキシブルに選べるので、毎日は嫌だけど、週に3回くらいは良いかな。。。という人にはお勧めです

 

■デメリットは?

 

・自分で食材を買うよりは高い

 

これは当たり前ですが、自分で食材を買って作るよりは割高になります。大体一人一食10ドル程度でしょうか。デリバリー費用も入っているのでこれはしょうがないですね。

 

・自分で作る手間も省きたい人には不向き

 

肉も野菜もそのまま来ますので、自分でカットすることから料理をしなければいけません。料理の時間を少しでも省きたい人には不向きです。

 

■感想

 

単純に僕は良いなと思いました。今コロナでロックダウン中ですから、メルボルンにも出かけられない状態。田舎生活ばかりしているとつまらないですから、何かしらの変化や刺激が欲しくなります。

 

そういう意味では、単純に食生活が変わった。。。だけでなくルーティンの生活に良い刺激にはなっています。

 

それと味はかなりおいしいです。これは正直予想以上でした。

 

「オージー食なんてまずいだろ。シンプル過ぎて詰まんないし」

 

って偏見を持ってたのですが、いやいや、かなりうまかった。食材もスーパーで買うより新鮮なもので良いものを選んでいるようで良かったです。

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こんにちは。おっさんです。

 

日本でのびっくりニュースが出ましたね。マスク反対、コロナはただの風邪、山手線一周クラスターデモ、などを掲げたグループが出現しました。

 

■何だこのグループ

 

平塚正幸という方が立ち上げたグループで、国民主権党という政治政党のようです。平塚氏はもともとユーチューバーをしていて、先回の都知事選にも立候補しています。ちなみに得票数は8997票。。。。

 

「渋谷クラスターフェス」を開催し、その後「マスクなし山の手線一周」を計画しました。

 

その計画を知ったどこかのおじさんが平塚氏たちが集まっている渋谷に来て、この平塚氏を論破したようですが、それでも山手線に乗り込みその様子をyoutubeで配信。

 

当たり前ですが、そのyoutubeには批判が殺到。それでも臆することなく自分たちの主張を拡散しています。。。

 

■もしオーストラリアで同じことをしたら

 

もしオーストラリアで同じことをしたら、逮捕されて刑務所に入れられるでしょうね。そして高額な罰金を科せられるでしょう。

 

これは大げさでもなんでもなく、実際そういうルールでオーストラリア政府は動いています。僕の過去の記事にも書きましたが、マスクしてないだけで罰金、無許可で州をまたいだだけで罰金、メルボルンから地方へ必要でもないのに行こうとしただけで罰金。

 

まあ罰金だけじゃなく、悪質な場合には懲役6ヵ月です。

 

本来、すべての人がルールを守り、秩序正しく社会が回っていたら罰金とか懲役なんていらないんですが。。。

 

でもいろんな状況があって、いろんな人がいますから、そんなきれいごとでは社会は回らない。だからルールができる。ルールができても守らない人がいるから罰金がある。

 

罰金程度では済まない罪に対しては懲役がある。

 

オーストラリアは、ルールを作ると同時にそれを破った場合の罰則も作る社会です。それは、ルールを守らない人が必ずいることを前提としており、本来好ましいことではないんですが、ルールをきちんと守っている人が守られるようにやっているのです。

 

■日本も厳罰化が必要ですね。

 

こういう人たちが出てくると、日本もいよいよ言論の自由とか言ってる場合じゃなくなってきます。マジョリティの人たちは罰則がなくても、自分たちで考え、きちんとうごいているんですが、こういう人たちが出てくるとそうも言ってられない。

 

「正直者はバカを見る社会」はなくさなきゃいけないです。

 

僕は、ルールを作るたびに、いちいち罰則も同時に作るオーストラリアにちょっと嫌気がさしていたのですが、今回の出来事でやはりオーストラリアのほうが正しいと認識しました。

 

■主張は正しく行ったほうがいい

 

コロナは拡散力が高いですし、お年寄りの死亡率が高いので、お互いに気を付けなければいけないのは明らかなウィルスです。

 

ソーシャルディスタンス

手洗い

マスク

 

自分のためだけじゃなく、身の回りにいるお年寄りの方のためにこれくらいやってもいいんじゃないの?そう特別なことではないでしょ。と僕は思います。

 

平塚氏の場合、言ってることも間違ってますし、主張の仕方も間違ってますので救いようがないのですが、自分の主張が正しいと思ったらそれなりの主張の仕方っていうものがあるのではないでしょうか?

 

仮に言っていることが正しくても主張の仕方を間違うと、言ってることまで間違っているように聞こえます(ジャンルは違うけど桜●誠氏はそうですよね。。あ、別に支持はしてないです。たまにまともな内容もあるなあと思うだけで)。

 

他人が言っていることの内容を自分の頭で考えられる人が少ない中、主張の仕方って大事だなあと改めて思いました。自分の意見を通したければ過激な方法を取らずに静かに論破していくほうが賢いです。

 

■対策を何も取らなかったら日本はやばい

 

アホな人やグループはどこにでもいるので、いちいち関わっていたらキリがないというのは理解できますが、今回のグループのように他人の命に係わるようなことを放っておくような国は、国としてやばいと思います。

 

これは政府が動いたほうがいいと思いますよ。

 

■過敏になりすぎる必要はないけど

 

ぼくも個人的にはコロナに対して過敏になりすぎるのはどうかな???と思っています。ワクチンができたとしてもウィルスが消えるわけではないので、どのみちウィルスと共に生きていかなければいけません。

 

ですから、こんなあたふたするのもワクチンができるまでだと思っています。ワクチンができたら後は風邪と一緒。

 

ワクチンができるまでの方針は、日本のやり方(経済をできるだけ回す)、オーストラリアのやり方(経済を止めてでもウィルスの拡散を防ぐ)、色々ありますし、そこは各国が自分の国に見合ったことをすればいいと思っています。

 

ただし、亡くなった人や今現在苦しんでいる人、最先端で頑張っている医療従事者を冒とくするような平塚氏のやり方は断じて許せないですし、罰するべきだと思います。

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【2020.8.7】

こんにちは。ガチ移住ブログのおっさんです。

 

日本から噂のアベのマスクが届きました。

 

■日に日に変わっていく状況

 

ステージ4に移行してから数日がたちました。2日前には700人以上の新規感染者、昨日は400人以上の新規感染者となかなかその数が落ちない状況です。

 

ただし、増えているのはビクトリアとNSW州だけで他は何ともありません。でもNSW州は20人程度なのでやはりビクトリアだけが極端に多い感じですね。

 

そうこうしているうちに、僕が住んでいる田舎街でもぼちぼち増え始めてきました。そりゃそうです、メルボルンに仕事で行っている人が少なからずいますから。

 

■生活の変化

 

今は、日本に行けないどころか、メルボルンに買い物にも行けない状況。それどころか同じ町内の知り合いの家にも行けなくなってしまいました。(見つかったら数千ドルの罰金です)

 

メルボルンに買い物もいけないので、生活必需品のすべてを同じ町内で賄っています。ただ、やはり選択肢が限られているので、例えば家具とかはメルボルンに行けるようになるまで待たなければいけません。

 

メルボルンと僕が住んでいる街の途中で警察の検問があります。そこで警察に止められて、移動する目的などを聞かれるのですが、必要不可欠な用事じゃないとそこで罰金がとられます。

 

先日メルボルンのバカップルが僕が住んでいる街方面に来ようとして、警察に止められ、「●●(僕が住んでいる街)のきれいな空気を吸いたいから」と正直に答えてしまい、数百ドルの罰金を取られました。

 

子供たちも一度は学校通いをしていたものの、再びオンラインでの授業に切り替わり、一日中家にいます。

 

仕事についてはラッキーなことに、エッセンシャル(必要)な仕事と政府に認められているので、変わらず行けます。こっちは無茶苦茶忙しい。(まあありがたいことですけど)

 

外出時は必ずマスク。車の中はおそらく大丈夫なのですが、万が一警察にいちゃもんつけられたら怖いので、僕は家の外に出た時点で必ずマスクをしています。(仕事中もしっぱなし)

 

週末も遠くには出かけられないので、内陸に住んでいる僕ら家族はしばらく海を見てません(海ってたまに見たくなりますよね)。

 

テレビをつければコロナコロナばっかりなので、日本のバラエティをスリングボックスで見たり、通信カラオケを家族で楽しむ生活をしています。

 

ネットの時代で本当に良かったです。

 

アベノマスクもありがたく使わせていただきます。

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