■日本の年金は続けるべき?

 

海外移住者が悩むことの一つに年金をどうするか?というのがあります。やめるべきか、続けるべきか。僕もホントに悩みました。

 

年金って25年間継続してないと、もらえないって聞いたことがあったので、もし今やめたら、いままで支払った分が無駄になってしまうのではないか?

 

でももし、一生涯オーストラリアで暮らすことになったら、日本の年金はもらえるのか?などなどいろんな心配事がありました。

 

町の役場に相談しに行ったところ、

「海外移住者の場合は、通産で25年収めなくても今まで収めた分はもらうことができますよ。期間が短い分、額は減りますけどね。」

との事。

 

「年をとったときにいらないから、今まで収めた分を返してくれないかなあ」

という相談もしたのですが、それはできませんでした。

 

僕のような30代半ばの年代は、ホントに年金がもらえるものかどうか分かりませんし、一応オーストラリアにも年金はありますので、とりあえず辞めることにしました。1~2年様子をみて復活することも出来るようですし、とにかく一旦ストップしようかなと。

 

年金を辞めることに関する手続きもそれほど大したことなく、日本に住所があるといけないとの事で、移住する前に海外転出届けを出すことと、海外移住の為、年金の支払いをストップしますという書類を書くくらいでした。

 

でも、資金に余裕がある人は、海外に移住した後でもやっぱり払っておいた方が良いのかなと思います。

 

そうすると、65歳以降、仮にオーストラリアにいたとしても、日本の年金と、オーストラリアの年金の両方をもらうことができますので。で、今考えているのが、妻の分だけ復活させようかなあという事です。

 

オーストラリアの年金は、働いている本人のみの年金ですので、妻が主婦の場合妻の年金は0なワケです。日本でいう国民年金のようなものはなく、厚生年金のみとなります。

 

だから、僕の分は、オーストラリアの年金をもらう。そして妻の分は、日本の年金をもらう。それがリスクを最小限に抑えたベストな方法なのかなあと考えています。今、日本では、年金の問題が大きく取り上げられていると思いますので、どなたかご意見をいただけたらうれしいです。

 

※2019年(移住13年後)追記

40代半ばになると、割と真剣に老後の事を考える事があります。実は僕は老後は日本に帰りたい気持ちが半分以上あります。

 

ただ、それは僕の希望であって実際問題どんなことが起こるのかは真面目に考えなければいけません。

 

これは後々コラム等で書きたいと思います。

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