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投稿者:ausaki

今回は海外に移住するにあたってこれだけはやっておいた方が良いと思う事について書いておきます。

 

■荷物の整理

 

荷物っていつの間にか増えますよね。なるべく物は買わないようにしてたんですが、それでも5年も経つとついつい増えてしまいます。

 

ワーホリが終わり、日本での生活の中で、結婚があり、アパートに住みとかしてたんで、必然的に荷物が増えていきました。

 

山ほど荷物があり、どうしようかと迷ったあげく、売れそうなものは、yahooオークションに出すことにしました。例えばスキー用具一式なんていうものも売れましたし、妻の使わないバッグや服も売れました。

 

中には、こんな値段で買うなんていいのかな~と、売る側がちょっと心配になる値段を付けてくれる人もいたりして(笑)それでも売れ残ってしまったものとか、ヤフオクに出すまでもないなあという物は、フリマに行って売ってきました。

 

フリマの場合出展料がかかりますが、それを上回る売り上げがありますので、ぜんぜん損はしませんでした。3回出店しましたが、3回とも黒字。

 

それに意外とフリマって楽しいんですよね。それまでは一回も行ったことなかったの

ですが、他の店を回ったりして、まあ、荷物整理しに行ってるんで買いはしなかったですが、欲しいものも結構ありました。

 

このヤフオクとフリマでいらない荷物の半分くらい整理ができましたが、残ったのはごみですので、あとは未練なく捨てました。金額にしていくらくらいでしょう、ヤフオクとフリマ合わせて、多分20万くらいは稼げたのでは、ないでしょうか。

 

もともといらない荷物ですから、良い小遣い稼ぎでした。ヤフオクもフリマもめんどくさいですが、やってみる価値ありです。

 

■歯の治療

 

歯の治療だけは絶対に日本でやっておいたほうが良いです。オーストラリアで歯の治療をすると、ヘタをすると30万くらい、もしくはもっとかかる場合があります。知り合いの中には、あまりにも治療代が高いので、日本に帰って、治療をした人もいます。航空券代を含めても日本の方がずっと安かったそうで。

 

なんでこんなに高いのかというと、オーストラリアでは一般的に歯の治療に健康保険が効きません。

 

だから、プライベートな保険に入って治療代を少しでも安くしなければいけないんですが、保険代は高いし、保険に申込んでも1年間くらいは保険が使えないなど、いろいろとめんどくさい事があるので、日本で完璧に治しておいたほうが良いと思います。

 

僕も別に今虫歯があるわけではないんですが、次回帰国した時に、歯医者に行くつもりです。

 

■シティバンク口座の開設

お金の移動も、結構大変です。移住直後は何かとお金がかかりますが、その全てを全部現金で持ち歩くわけにもいきません。そんな時に便利なのが、シティバンクのマルチマネー口座。

 

ネットバンクが使えるので、レートの良い時に円から豪ドルに代えておいて、後はネットでオーストラリアの自分の口座に送金すればOKです。但し、予めオーストラリアの口座を送金先として、登録しておかなければいけません。手順としては、

 

1. 日本でマルチマネー口座を作っておく

2. 移住する

3. オーストラリアで銀行口座を開設する

4. オーストラリアの銀行口座を送金先に登録する

 

という順番です。最後の部分は日本にいる家族の協力が必要かもしれません。この登録手続きが結構面倒ですが、一回手続きを済ませてしまえば、後は楽チンです。

 

最近豪ドルのレートが、急降下したりしてますので、円からドルに換えるタイミングで得したり、損したりする人がいますので、タイミングにも気をつけましょう。(僕は、それほど資金がないんで、タイミングなんて関係ない話ですが、、、)

 

■海外引越し業者選定

 

海外に引っ越す日が決まったら、まずは、海外引越し業者を選定します。インターネットで「海外 引越し」で検索すると、各社出てきますので、まずは見積もり請求から始めました。

 

見積もりは大抵業者が家まで来てくれて、見積もってくれますが、その時に大体で良いので持っていく荷物を決めておいたほうがいいです。

 

基本的に料金は容積当たりで出てきますので、家具を持っていくと、容積が大きくなるので料金も高くなります。

 

それから、引っ越し先も大都市よりも田舎の方が高くなります。僕もメルボルンまでなら結構安かったんですが、そこからさらに田舎の方なので高くなりました。

 

家具とか、冷蔵庫等の大きな電化製品は、家族にあげてしまったので、オーストラリアに持っていく荷物は、服と布団、それから多少の本とかCD、日本語環境のパソコンとかあまりオーストラリアでは手に入らない様なものだけにしました。

 

それで大小合わせてダンボールが10個くらい。海外移住する人の中では、ものすごく少ない方だと思います。

 

ちなみに選んだ業者は「日本通運」、料金はDoor to Doorで、25万(日本での梱包も含む)くらいでした。保険代も持っていくものの金額によって決まってきますので、出来るだけ買ったときの値段を覚えておくとよいでしょう。

 

大体日本からオーストラリアまで2ヶ月くらいかかりますので、引っ越す1ヶ月半くらい前に業者に頼んで持っていってもらいました。こうしておくとオーストラリアに着いてから、荷物を待つ時間が少なくてすみます。

 

オーストラリアに到着してから大体2~3週間くらいで荷物が届きましたので、家を探したりする時間を差し引くとちょうど良かったですね。

 

オーストラリアで住む家が決まったら、オーストラリア現地の事務所に電話して、住所を伝えておけばOKです。引越し業者はいろいろありますが、どこが良いかというのは分かりません。でも僕が使った日本通運さんは、担当者の方の対応がとても良かったので満足でしたよ。

 

■航空券の準備について

 

オーストラリアへの航空券は、アジア経由か、直行のどちらかとなりますが、どちらかというと安いのはアジア経由、直行便は便利ですが高いです。但しこれはオーストラリアの滞在先、それから日本の場所、渡豪する時期によっても千差万別ですので、その時々に確かめる事が必要です。

 

メルボルンから日本の場合は、直行が成田のみ、しかも週に2便しかなく、そういった制約からも、アジア経由が便利ですね。アジア経由なら毎日飛んでますから。(2006年当時の話)

 

使える格安アジア便としては、シンガポール航空、ベトナム航空、タイ航空マレーシア航空、キャセイパシフィック航空などなど、アジアの主要な航空会社がほとんど飛んでいますので、結構便利です。

 

僕が移住するときに使ったのはシンガポール航空。ついでにシンガポールで3日間滞在し、観光してきました。こういったストップオーバーも楽しみの内の一つです。

 

料金はたしか一人12万程度だったと思います。シンガポール航空は設備は良いですし、座席もきれい、そしてアテンダントのみなさんもきれいな方ばかりで、満足でした。(笑)

 

移住する際の航空券を買うときの注意事項ですが、移住するときは、旅行会社の人には移住目的で航空券がほしいといわないほうがいいと思います。航空券ってなぜか片道より往復の方が安いんですが、移住目的の場合は、安い往復の航空券を売ってもらえません。(あくまでも規則上そうらしい)往復航空券の帰りの分は捨てればOKです

 

ちなみに今年の11月ごろに日本に帰国する時は、タイ航空を利用します。日本に行く時は乗継ぎがスムーズに行きますが、帰りのタイの空港での待ち時間が長いとの事で、タイに3日くらい滞在して、観光する予定です。

 

料金は、一人1200ドルくらい。税金込みだともう少し高くつきますが、物価高のご時世ですので仕方がありません。

 

僕はつい先日この航空券を買ったんですが、もう既にクリスマス休暇の時期の格安航空券は完売。もしも年末年始に日本に帰国するのであれば、6月くらいに買った方が良いでしょう。

 

正規料金であれば買えるんでしょうけど、同じ飛行機の同じ座席に座るのに、高い料金を払うのはもったいないですからねえ。

 

航空券を安く抑えるちょっとした裏技ですが、移住後、帰国する時オーストラリアから日本への片道航空券を買い、日本で1年オープンのオーストラリア往復チケットを買います。こうすると時期によっては、8万円くらいで買えることがあります。

 

あとは、日本に帰るたびに1年オープンの航空券を買っていけばいいんですね。オーストラリアより日本の方が、競争が激しく、航空券も安いんですよねえ。

 

■日本の住所はどうする?

 

海外に移住する直前の日本の住所はどうすればよいか?結論から言うと、今実家に住んでいる人は、実家のままで全く問題ありません。

 

では仕事の関係で実家と離れて暮らしている方は、どうしたらよいかというと、できるだけ実家にしておいたほうがよいです。

 

どうせ海外に引越しするんだから、日本の住所なんて関係ないやと思われがちですが、実は違うんですね。

 

例えば僕の場合、こんなことがありました。

 

古いパスポートが今年の10月で期限切れになるので、この前メルボルン領事館に行って新しいパスポートをもらってきました。その手続きの中で、もし、古いパスポートで記載されている住所と、日本の最終住所が違う場合は戸籍謄本が必要です。と言われました。

 

ということは、日本の誰かに日本の最終住所地の役場に行って、戸籍謄本を取ってもらって海外に送ってもらわなければいけないんですね。

 

もし実家が最終住所地であれば、実家の誰かにたのんですぐ取って送ってもらえますんで、簡単ですが、もし離れてた場合はどうなるんでしょうねえ。

 

おそらく役場から郵送してもらえるとは思いますが、手続きがめんどくさそうですし、それだけ時間もかかりそうですよね。

 

ということで、何かと便利ですので、最終住所地は実家や親戚の近くが良いでしょう。

 

そして、役場での手続きをついでに書きますが、僕の場合、住所を実家に移した後は、移住直前に住所を抜いてしまいました。

 

こうしておくと、住民税や、年金、国民保険を払わなくて済みます。

 

でもどうしても覚悟ができない人は、住所を残しておいて、住民税,健康保険,年金を払いつつオーストラリアでの生活をし、ある程度オーストラリアでやっていける自信がついたら日本に帰ったときに住所を抜くという方法もあります。

 

人によって事情も違うし、やり方はいろいろあるんで、役場に行ってじっくり話しを聞いてみてください。海外移住なんて珍しいんで、喜んで相談に乗ってくれますよ。

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■日本の年金は続けるべき?

 

海外移住者が悩むことの一つに年金をどうするか?というのがあります。やめるべきか、続けるべきか。僕もホントに悩みました。

 

年金って25年間継続してないと、もらえないって聞いたことがあったので、もし今やめたら、いままで支払った分が無駄になってしまうのではないか?

 

でももし、一生涯オーストラリアで暮らすことになったら、日本の年金はもらえるのか?などなどいろんな心配事がありました。

 

町の役場に相談しに行ったところ、

「海外移住者の場合は、通産で25年収めなくても今まで収めた分はもらうことができますよ。期間が短い分、額は減りますけどね。」

との事。

 

「年をとったときにいらないから、今まで収めた分を返してくれないかなあ」

という相談もしたのですが、それはできませんでした。

 

僕のような30代半ばの年代は、ホントに年金がもらえるものかどうか分かりませんし、一応オーストラリアにも年金はありますので、とりあえず辞めることにしました。1~2年様子をみて復活することも出来るようですし、とにかく一旦ストップしようかなと。

 

年金を辞めることに関する手続きもそれほど大したことなく、日本に住所があるといけないとの事で、移住する前に海外転出届けを出すことと、海外移住の為、年金の支払いをストップしますという書類を書くくらいでした。

 

でも、資金に余裕がある人は、海外に移住した後でもやっぱり払っておいた方が良いのかなと思います。

 

そうすると、65歳以降、仮にオーストラリアにいたとしても、日本の年金と、オーストラリアの年金の両方をもらうことができますので。で、今考えているのが、妻の分だけ復活させようかなあという事です。

 

オーストラリアの年金は、働いている本人のみの年金ですので、妻が主婦の場合妻の年金は0なワケです。日本でいう国民年金のようなものはなく、厚生年金のみとなります。

 

だから、僕の分は、オーストラリアの年金をもらう。そして妻の分は、日本の年金をもらう。それがリスクを最小限に抑えたベストな方法なのかなあと考えています。今、日本では、年金の問題が大きく取り上げられていると思いますので、どなたかご意見をいただけたらうれしいです。

 

※2019年(移住13年後)追記

40代半ばになると、割と真剣に老後の事を考える事があります。実は僕は老後は日本に帰りたい気持ちが半分以上あります。

 

ただ、それは僕の希望であって実際問題どんなことが起こるのかは真面目に考えなければいけません。

 

これは後々コラム等で書きたいと思います。

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■オーストラリアでの職探し。まずは調査から。

 

オーストラリア移住まで、いろいろと考えなければならないことがありましたが、まだ数ヶ月先のことなので、この辺で、就職先の調査をすることにしました。もし、運が良くて日本にいる間に仕事が見つかれば、どこの都市にするかなんて考えなくても良いですし、お金を少しでもセーブできますし。

 

精神的にも安心できますしね。

 

でも、まあ、あんまり期待はしていませんでした。先に移住した先輩達は移住してから、だいたい半年くらいは仕事が見つからなくて、苦労するみたいなので、僕も覚悟はしていました。

 

とりあえずネットで調査。

 

現地大手就職エージェント(スタッフサービス、アドバンテージパートナーシップなど)にとりあえず登録し、後は、自分で現地の就職サイトで探すということくらいしか思いつかなかったので、とりあえず思いついたことをやってみました。

 

エージェントには、永住ビザ取得の時に作成した職務経歴書を日本文/英文で送りました。ネットで調査のほうですが、なにやら僕のキャリアにちょっぴり関連しているような仕事の募集が。ちなみに当時はJAMSというサイトが日本語情報サイトで一番仕事の情報が載ってました。

 

ちょうど、履歴書を送ろうとしていた就職エージェントが絡んでいたので、早速問い合わせをしてみると、全く期待してなかったのですが、次の日、意外にも連絡がありました。

 

■Jobエージェントからの連絡

 

次の日、ある就職エージェントから連絡があり、僕のキャリアに合った仕事があるので、受けてみてはどうかと。これは願ってもないチャンスです。しかし、まだ日本にいたのでオーストラリアまで面接を受けに行くわけには行きません。

 

そしたら、日系企業だったので、日本の本社での面接が可能とのこと。まあ、物は試し、早速受けてみることに。もし受けて受かったらこんなラッキーなことはありません。

 

合計2回日本の本社で面接を受けました。

 

■面接の感想

 

日系企業だったので、あまり英語に自信がない僕でも大丈夫そうな感じ。

 

加えて、もしそこがいやで辞める事になっても、僕のキャリアとしてしっかりと後に生かすことができそうな感じ。そこで働いている間に次の仕事をゆっくり探せば良いわけだし。

 

給料は安いが、現地で就職活動に苦労して、収入が0の生活をするよりはまし。

 

こんな感じで、僕にとってメリットしかなく、せっかくのチャンスを逃すのはもったいないと思い、もし受かったら勤務しようと思っていました。

 

あっさり2日後に合格の連絡。

 

これで、移住者が現地で始めに最も苦労する就職活動の手間が省け、ついでにどの都市が良いか悩む必要もなくなりました。今になって思いますが、僕があっさりと就職できた理由で一番大きかったのは、僕が持ってるスキルでもなんでもなく、

 

「タイミング」です。

 

オーストラリアの就職においては、タイミングが命。

 

調理師とか、美容師の方は、スキルであっさりと就職できてしまいますが、僕のように普通のサラリーマンだった人にとっては、タイミングが最も大事です。だから常にチャンスを逃さないアンテナを張っておくことが大事なんですね。

 

■就職エージェントとオーストラリアでの就職について

 

オーストラリアで就職する場合、自分でインターネット等で探して、面接を申込む場合と、就職エージェントに登録して、エージェントに探してもらう場合の二通りがあります。

 

就職エージェントを通す場合でも、登録する側は特にお金を払う必要はなく、エージェントは、紹介した人が面接等で受かった場合に限り、会社側から、その人の年収の何パーセントかを、マージンとしてもらうようです。(ちなみに、留学エージェントで学校を紹介してもらった場合も同じ仕組みで、学校側がエージェントに紹介料金を払います。)

 

僕のように、英語に自信がない人は、とりあえず、日系エージェントに登録しておくと、タイミングが合えば、仕事を紹介してもらえるかもしれません。僕自身も、就職エージェントに登録し、紹介してもらう方法で仕事をゲットしましたので。

 

紹介は、タイミングにもよりますが、半年待っても全く紹介してもらえない場合もありますし(その場合全く音沙汰なし)、僕のようにタイミングさえ合えば、すぐに紹介を受けることもあります。

 

そこはオーストラリアの事、使えるエージェントと使えないエージェントが存在する

わけで、僕の独断と偏見でその辺をスパッと切りたいと思います。ちなみに営業妨害をするつもりは全くなく、担当者によっても違うと思うので、僕の場合はこうだったくらいに考えてもらえると幸いです。

 

使えるエージェント=ちょっとくらい条件が違っていても、会社や登録している人に

とりあえず聞いてくれ、交渉してくれるエージェント。

(スタッフサービス、アドバンテージパートナーシップ。)

 

使えないエージェント=ほんのちょっとでも条件に食い違いがあった場合、聞いても

くれないエージェント。

(NBCA)

 

この見解は、僕が今勤めている会社側から見ても一致しています。

 

なぜそう思ったか?今勤めている会社が人材を募集した時、上記3社に人探しをしてほしいと依頼をしたそうです。そして僕も上記3社に登録をしました。

 

そう考えると、会社には、3社から僕の情報が来ても良いはずなのですが、会社に情報がきたのは1社のみ。スタッフサービスだけからでした。

 

なぜこんなことがおきるのか?

 

僕が移住する時期が若干遅かったからなんですね。当時会社側としては、出来るだけ早く人材がほしかったんです。僕がオーストラリアに移住するのは、数ヶ月先だったのでそこで若干食い違いが生じたわけです。

 

この食い違いが発生した時、僕と会社の両方に聞いてくれたのが、スタッフサービスでした。でも、今は担当者が退社してしまい変わってしまったので(あとから聞いたら給料がく●ほど安かったそうで)、どうなのかは分かりません。

 

アドバンテージはなぜ使えるほうにしたのかというと、ワーホリの頃、ビザの問題で社長さんにおせわになったことがありまして、、、恐らく社長さんは僕のことは覚えてないと思いますが、、、親身に僕のことを考えてくれてました。

 

まあ、今回は僕にも会社にも連絡をくれなかったので本来は使えないエージェントに入れても良かったんですが、昔の恩です。

 

と、今思い出しましたが、ワーホリの頃、アドバンに相談した同じビザの件でNBCAにも相談しましたが、ワーホリだったせいか全く相手にもされず、、でした。そう考えると僕はNBCAにはちょっと恨みがあるのかもしれないですね(笑)。

 

でも考えてみると、スタッフサービスがやってくれたことは、特別なことでもなんでもなく、仕事として全く普通の事でして他の2社が怠けていただけのような気がします(笑)。

 

とまあ、僕はこう思いますが、今から移住を目指し、仕事を探す方は上記3社全てに登録しておくことをオススメします。なにせ、3社とも老舗の就職エージェントですし、もしかしたら僕とは違う対応をされるかもしれませんので。

(※2019年現在は上記3社がどうなっているのかさっぱり分かりません。)

 

■自分でネットで仕事を探すのに便利なサイト

 

今は、エージェントに登録というよりも、Seek.com.auのようなウェブサイトで自分で探すのが一般的かもしれません。

 

https://www.seek.com.au

 

こういったサイトにアクセスして、KeywordのところにJapaneseと入れると、日本人向けの仕事がたくさん見つかります。

 

それがたまたま自分のスキルとマッチしていれば応募してもいいですし、そうでなくても時々このようなサイトを見ていると、どんな職で日本人を探しているのかが分かります。

 

■オーストラリアで就職するのに有利な職業

 

最近僕もよく転職サイトを見てるんですが、残念ながら僕が就職できそうな会社は皆無ですね。別に今すぐ転職したいわけではないから別にいいんですが。

 

英語がネイティブ並みに使えるのであれば、地元企業からも選べるんでしょうけど、僕ほどの英語力では、やはり日系企業が良いかなと。

 

そうなると、元々日系企業自体の数が少ない上に、募集してる企業も少ない、その中から自分のスキルや希望年収にマッチしたところを捜すとなると、ほんと難しいですねえ。

 

英語を本気で勉強して、地元の会社に就職できれば一番良いのですけどね。どうもやる気が、、、。と僕の話しは置いといて、

 

日本人向けの就職先で一番多いのが、やっぱりレストラン関係。例外なく常にどこかで募集してます。腕の良いシェフなら、うらやましいことにオーストラリア中のどこでも就職可能です。給料も結構良い額をもらえます。(日本人経営の日本食レストランは止めた方が良いです。いい話を全く聞きません)

 

次に多いのが、旅行会社関係です。こちらも常に募集してますが、給料がちょっと低めなのが難点です。都会に住むなら夫婦共働きは必須になるでしょう。

 

次は留学関係とか会計士でしょうか。

 

留学エージェントのマネージャー募集なんていうのも結構あります。前に僕にコメントをくれたとっすぃさん。もし、留学関係で永住ビザを取るのが厳しいようでしたら、一旦ビジネスビザを取ってもらって、オーストラリアに住みながら、永住ビザにステップアップしていく様な手もありますので、一度調べてみるのも手だと思いますよ。

 

給料、募集数で最もバランスが良いのが会計士です。魅力的なのが他の職業と比べて給料が断然高い。僕は会計のことはサッパリですが、会計士もどこでも住める職業です。

※と、当時(2008年ごろ)は思っていましたが、AIの発達でそのうち会計士は要らなくなりますね(2019年の見解)。

 

中にはハミルトン島で働きませんか~なんていうのもありますねえ。いいなあ。今までのスキルを捨てて人生の方向転換しようかなあ(笑)

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■オーストラリア移住準備|日本の仕事のこと

 

ようやく永住ビザを手にした僕でしたが、ホッとしたのもつかの間、本格的に移住の事を考えなければなりません。

 

目的は永住ビザを取ることではなく、オーストラリアに移住することです。そう考えると、目標達成のためにまだまだやる事があるんですよね。まずは、「いつ移住するのか決めること」。一番のネックはなんと言っても仕事です。

 

仕事をいつ辞めるのか?今抱えてる仕事がいつ終わるのか?引継ぎはどうするか?いつ上司に言うか?オーストラリアでの仕事は?まあ、いろいろと出てきますが、パターン的には2つあると思います。

 

パターン1:オーストラリアでの仕事を決めてから、日本の会社を辞める
パターン2:まず、日本の会社をいつ辞めるかをとにかく決める

 

ホントはパターン1が理想なんですけど、よっぽどコネがない限り、ほとんどの人が
パターン2にはまると思います。僕も現地にコネなんてありませんし、早くオーストラリアに行きたくてウズウズしていたので、パターン2を選びました。

 

そして仕事的にも季節的にもキリがいい、2006年3月いっぱいで辞めることを決め、上司に話をしました。上司にはレファレンスレターの時に、きちんと話をしていたので、それほど問題なく僕が3月に辞める方向で、仕事の割り振りを決めてくれ、会社の方はなんとか目処がつきました。引継ぎの方も後輩を専属で付けれくれたので、OKです。

 

さあ、これからは、最後の仕事をしながら、現地に移住することを考えなければいけません。まずは、どの都市に移住するのか?ここから考えます。

 

■移住都市候補1 シドニー

 

やはり最初に移住するのは、仕事がたくさんある、各州の州都が良いと言うことで、シドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレード、パースこのうちのどこかに行こうと思いました。

 

このほかに、日本人の仕事がありそうなのはゴールドコーストとか、ケアンズもありますが、観光業界になってしまいますので、オーストラリア5大都市のどこかが良いかな、と最初に思いました。

 

移住する都市を決める場合、何を基準にするかですが、生活するのですから、

 

 1. 仕事があるか?

 2. 物価はどうか?

 3. 気候は?

 4. オーストラリアらしさ?

 

シドニーの場合

 1. 仕事があるか? 4点

 2. 物価はどうか? 1点

 3. 気候は?    4点

 4. オーストラリアらしさ? 5点

 

合計 14点/20点満点

こんなとこでしょうか。

 

シドニーは、人口は400万人強で、オーストラリア最大の都市ですので、もちろん仕事は一番多いです。但し、僕が就職できそうな日系メーカーの工場は意外と少なく、商社とか旅行、観光関係が多いです。(メーカーの現地事務所はありますが)

 

物価は、オーストラリア全体で、ここ10年くらい年々上がっています。加えてドル高なので、物価は日本とほとんど変わりません。そして、シドニーの物価(家賃)は、オーストラリアで最も高く、よっぽど給料が良くないとやっていけません。

 

ちょっと小奇麗なマンションに住もうと思ったら週400ドル(4万円)、月に1,600ドル(16万円)は当たり前の世界です。これだったら東京とそんなに変わらないのではないでしょうかねえ。残念ながら日本みたいに住宅手当。通勤手当なんてものは存在しません。悲しいことにボーナスも無いですから、その辺をシビアに見ないと痛い目に合います。

 

気候は、オーストラリアの大都市の中では、過ごしやすいほうです。メルボルンほど寒くないし、ブリスベンほど暑くない。日本ほどではないですが、四季も感じられますしね。夏は暑いですが、日本と比べると、カラっとしている分、過ごしやすいです。

 

最後にオーストラリアらしさですが、これは、僕の中では、最高得点です。オペラハウスにハーバーブリッジ、ビーチ、フェリーなどなど、まさに、憧れのオーストラリア生活を満喫出来る都市ですね。

 

まとめると、シドニーに移住する場合、よっぽど良い給料の仕事がないと生活がきついですが、気候や、オーストラリアらしさでは、高得点です。まあシドニーの場合は仕事次第でしょうねえ。

 

■移住都市候補2 メルボルン

 

シドニーの次は、やはりオーストラリア第2の都市メルボルン

 

メルボルンを移住基準の点数で表した場合

 1. 仕事があるか? 5点

 2. 物価はどうか? 2点

 3. 気候は?    2点

 4. オーストラリアらしさ? 3点

 

合計 12点/20点満点

こんなとこでしょうか。

 

シドニーより少し低い、合計12点になりました。

 

メルボルンは人口400万人弱、シドニーに次ぐオーストラリア第2の都市です。

 

メルボルンのあるビクトリア州は、積極的に、外国の企業を受け入れる体制を整えており、そのせいもあって、日系の企業もたくさんあります。僕の就職できそうな「メーカー」もオーストラリアの中では一番多く、就職は一番しやすいです。

 

ただ、問題は気候。

 

メルボルンの気候は、オーストラリアの都市の中では一番寒いです。特に冬は、寒い上に雨が多く、結構憂鬱になることがあります。せっかくオーストラリアに移住するんだから、青い空、青い海の近くに住みたいですよね。

 

物価も、やはり高いですが、最近では物価の上昇率が著しいパースよりも安いという噂もあります。オーストラリアらしさが低いのは、メルボルンには、シドニーのような目玉が余りないからです。

 

ちょっと郊外に出ると、グレートオーシャンロードとか、ペンギンパレードの見れるフィリップ島などがありますが、目玉というには、ちょっと物足りません。

 

でも街の雰囲気は、結構良いです。トラムも走っているし、ビルも昔の面影があり、ヨーロッパ調の雰囲気はあります。街中の公園も、ものすごくきれいで外国チックな感じです。

 

マーケットもあちこちにありますしね。

 

自分にあった仕事が多いことから、なんとなく、最初はメルボルン近郊のメーカーで勤めることになるだろうなあなんて思っていました。

 

■パースについて

 

パースはワーキングホリデー、学生と、約10ヶ月ほどパースで滞在、オーストラリアの中で最も長く滞在した街です。

 

きれいな街並みと、ビーチ、フリーマントルの雰囲気に魅了され、オーストラリアに永住したいなあと、思ったのもパースです。そんなわけで、パースには特別の思いがあります。できればパースに移住したかったんですが。。。

 

パースを移住基準の点数で表した場合

 1. 仕事があるか? 3点

 2. 物価はどうか? 1点

 3. 気候は?    5点

 4. オーストラリアらしさ? 4点

 

合計 13点/20点満点

こんなとこでしょうか。

 

こう見てみると、パースはやはり、仕事をするところというよりも、引退して、ゆっくりのんびり過ごす場所のような感じです。

 

僕にとっては、上のようになりましたが、一般のオーストラリア人にとっては、今パースは最も仕事のある場所です。

 

どういうことかというと、ここ数年(2005年頃)オーストラリアは、マイニングブームで鉱物産業が盛んです。特にパース周辺の西オーストラリアは、たくさん鉱物がある場所なので、人手不足が著しく、そっち関係の経験者は引く手あまたなんです。

 

ですから今、オーストラリア人は、仕事を求めて西へ西へ移動しています。(笑)(つい先日、テレビで特集(「Go West(西へ行け)」って言う番組)をやってました)

 

また、マイニング関係の仕事は給料が破格に良い(年収数千万)ので、オーストラリアの平均賃金を引き上げ、物価の上昇を引き上げています。

 

家の値段の上昇率が一番高いのはパース。いくら値段が上がっても、マイニング関係の人だったら買えちゃいますんでね。少し話しがそれましたが、パースに行くのは、物価と仕事を考えると、悲しいですが非常に難しいという現実がありました。

 

■やっぱり仕事が先

 

どの都市を選ぶにしても大事なことは「仕事がそこであるかどうか?」。結局お金を稼ぐことができなければ生活ができないですし、何のために移住したのか分かりませんから。

 

ということで上の都市情報を頭に入れておきながら次は仕事探しについて書きます。

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