こんにちは、ガチ移住ブログのおっさんです。
今回は、僕がオーストラリアに移住したきっかけとなったワーキングホリデーの最新情報とおっさんのワーホリ体験記について書きます。ビザの情報は、オーストラリア政府の公式サイトからの情報を基にして書きました。
尚、セカンド、サードのワーホリを取りたい方は以下のページにて解説していますので、参考にしてみてください。
「セカンド、サードワーホリを取得する条件詳細について」
■目次
- 1. ワーホリビザは、最長3年まで延長可能になった
- 2. 最初のワーキングホリデービザの条件とビザ取得方法
- 3. セカンドワーホリビザの条件
- 4. サードワーホリビザの条件
- 5. オーストラリアがセカンドとサードのワーホリを導入した理由
- 6. おっさんのワーホリ体験談|いろんな意味で人生を変えた1年間だった
1. ワーホリビザは3年まで延長可能となった
ワーキングホリデーが3年まで延長可能になりました。このことはしっかりとオーストラリア政府のホームページにも書いてあります。
ただし、自動延長ではありません。1年ごとにビザを延長しなければいけません。そして延長できるかどうかは、オーストラリアのイミグレーションオフィスによって審査されます。
条件をクリアした人でないと申請してもセカンド、サードは取れないという状況になります。一番気をつけなければいけないのは年齢ですね。年齢は自分ではどうしようもないので、計画的に最初のビザをゲットできるようにしてください。
詳細は後ほど書きますけど、セカンドもサードも年齢制限(日本人の場合は30歳)は変わりません。
ですから最初のワーホリビザを30歳で取ってしまうと、セカンドの時は31歳になっているので他の条件を満たしても年齢制限で引っかかり、ビザが取れない、、、ってことが起こります。
「自分は1年で帰ってくるから大丈夫」って思っている人も、オーストラリアに来ると気が変わることもあります。人生明日何が起こるのか分かりませんから。
そうならないように、とりあえず可能である人は27歳までに最初のワーホリビザを取得したほうがいいんじゃないかと思います。
※おっさんの経験談
僕がワーホリを体験したときも、「どうせ1年で帰ってくる。そしてまた働こう」って思ってました。ですが、ワーホリが終わりに近づくにつれて「まだ帰りたくない」という気持ちに変化しました。
当時はワーホリは1年ポッキリだったので、ワーホリビザの延長はできず仕舞いでしたが、学生ビザに変更してちょっとだけ長くオーストラリアにステイしました。まあ、僕だけじゃなく、こういう人何人も見てるので、「だったらはじめから延長できる可能性を残しておいた方が良いよ」というちょっとしたアドバイスです。
2. ファーストワーホリビザの条件と取得方法
・ファーストワーホリビザが取れる年齢は?
ビザ申請時に18歳~30歳までの人
※カナダ・フランス・アイルランド人は35歳まで申請が可能
・その他申請条件
オーストラリア外からオンラインにて申請すること
子供連れではないこと
ワーホリビザを以前に取得していないこと
対象国のパスポートを持っている事(日本のパスポートであれば問題ありません)
・ビザの期間
12か月
・申請費用
485ドル
・ビザ申請から許可が下りるまでの期間
75%の人は13日以内
90%の人は17日以内
・最初のワーホリビザでできること
→4か月間の勉強
→3か月間の地方での【指定の仕事】をすることでセカンドワーホリビザの申請が可能
■ファーストワーホリビザの取得方法
1. まずオーストラリアイミグレーションオフィスのサイトで申請用のアカウントを作成する。
2. 同じサイトからワーキングホリデービザを申請する
といった流れでできます。
実際にどのように打ち込んだらよいかについては、以下のサイトにかなり丁寧に書かれていたので、こちらの方を参考にしてみてください。遠藤烈士さん、(お会いしたことないですが)、ありがとうございます。
※実際、上のサイトを参考にしながら進めていけば全く問題なくできますが、とりあえず自分でやってみて、確認のために遠藤さんのサイトを利用すればよいのではないかと思います。(これから英語の世界に入るので、ビザの申請に必要な英語くらいは身に着けておいた方が良いでしょう)
3. セカンドワーホリビザの条件
https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/work-holiday-417/second-working-holiday-417
・セカンドワーホリビザが取れる年齢は?(最初のワーホリビザと一緒)
ビザ申請時に18歳~30歳までの人
※カナダ・フランス・アイルランド人は35歳まで申請が可能
・その他申請条件
ファーストワーホリビザを取得している事
ファーストワーホリビザの時に指定の職種で3か月以上働いた経験がある事
対象国のパスポートを持っている事(日本のパスポートであれば問題ありません)
子供連れではないこと
・ビザの期間
12か月
・申請費用
485ドル
・ビザ申請から許可が下りるまでの期間
75%の人は13日以内
90%の人は17日以内
※セカンドワーホリが取得できるかどうかのカギ
セカンドワーホリが取れるかどうかのカギは「ファーストワーホリビザの時に指定の職種で3か月以上働いた経験がある事」です。
だから最後の1ヶ月で思い立ってもダメで、遅くても残り4か月くらいの時に働き始めないと取得できません。1年なんてあっという間ですので、計画的に物事を進めてくださいね。
4. サードワーホリビザの取得条件
https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/work-holiday-417/third-working-holiday-417
・セカンドワーホリビザが取れる年齢は?(最初のワーホリビザと一緒)
ビザ申請時に18歳~30歳までの人
※カナダ・フランス・アイルランド人は35歳まで申請が可能
・その他申請条件
ファーストワーホリビザ、セカンドワーホリビザを取得している事
2019年7月以降、セカンドワーホリビザにおいて、指定の職種で6か月以上働いた経験がある事。
対象国のパスポートを持っている事(日本のパスポートであれば問題ありません)
子供連れではないこと
・ビザの期間
12か月
・申請費用
485ドル
・ビザ申請から許可が下りるまでの期間
データが出ていない。
※注意
ファーストからセカンドと、セカンドからサードの条件の違いを間違えないようにしてください。
ファーストからセカンドは指定の職種で3か月間の労働
セカンドからサードは指定の職種で6ヶ月間の労働
です。
セカンドからサードに行くためには、セカンドワーホリ期間の半分は働かなければいけないっていうルールですね。3か月と6ヶ月を勘違いしてしまうと、取れるものも取れないので、気をつけましょう。
5. オーストラリアがセカンドとサードを導入した理由
オーストラリアがセカンド、サードを導入した理由はたった一つで、それは、
「田舎にある人手不足の仕事の労働力確保」です。
学生ビザで来てる人たちの大半は都会にいますし、観光ビザの人は働けない、そうなると人気のない田舎の肉体労働の仕事の人手不足をワーホリの人たちにやってもらおう、、、っていう事です。
でもただ「やって~」って言ってもやりませんよね。何かご褒美がないと。。。それが「あと1年オーストラリアにいていいですよ~」ってなるとどうでしょう。
「おれがやる」「私もやる」って人もたくさん出てくるのではないでしょうか。まあオーストラリア政府のご都合主義ですね。
でも選択肢が広がるということはチャンスが広がるという事ですから、選択するのもしないのも自由なので、ワーホリメーカーにとっては良かったのではないかと思います。
6. おっさんのワーホリ体験談を少し
僕は1998年の8月にオーストラリアに入国しました。当初は今みたいなセカンドもサードもなく1年だけのワーホリでした(しかも25歳まで)。でもこの1年は僕にとって人生を変える1年になりました。
最初はシドニーの語学学校。初めての海外で不安な事だらけ。バスのチケットを購入するのも、サンドイッチを買うのもビビりまくり。
こんな情けない自分から始まりました。
ただ、そんな不安は最初の最初だけで、知り合いが増えてくるごとにどんどん生活が楽しくなってきました。知り合う友人の中には、既にワーホリで1年近く住んでいる人もいていろいろな情報を共有してもらったりしました。
それからラウンドに出ました。シドニーからメルボルンに出発。タスマニアまではスイス人と一緒に旅をしていましたが、途中から仲違いし、それぞれ分かれての旅。その後は場所場所で出会う日本人に助けられ、アデレードからカンガルー島へ、クーバーピディで灼熱の中オパールを探し、アリススプリングス、エアーズロック登頂、テナントクリークでヤバイ目にあい、マウントアイザでもバッパーのアホオージーともめごとを起こし、タウンズビルまでたどり着きました。
その後はケアンズまで上昇、そこから東海岸を下り、バンダバーグで亀の産卵シーンをみて感動し、ロックハンプトンからフレーザーアイランドへ出かけそのきれいさにまた感動、ゴールドコーストはビーチにいっただけで大したことなかったな~。
その後、バイロンベイの灯台へ出かけ、見たこともないきれいな景色をみてまた感動。シドニーに帰った後は、友人の家に少しだけ泊めてもらい、メルボルンに出発。
メルボルンではバッパーに寝泊まりしながらジャパレスで2か月間働き、その後、インパシ(インディアンパシフィックという大陸鉄道)でパースへ。
パースでは、語学学校で将来の奥さんと出会い、学生ビザへ切り替え。最後にパースからシドニーに向かってボロ車で旅。この時にウェーブロックとか、エスペランスのきれいな海に感動。
ナラボー平原では世界一長い直線(たしか160kmくらいだったかな?)を走ったり、セデューナではカニを捕まえて食べたり。シドニーまでたどり着いたときはなんかふるさとに帰ってきたような気分でした。
その後、ビザが切れた関係で日本へ戻り就職しましたが、この経験がきっかけでオーストラリアの永住ビザを目指し、今現在14年間オーストラリアに住み着いています。
僕がワーホリに行ったのは今から20年くらい前の話ですが、今思うのは「あ~ワーホリにいって死ぬほど良かった~」ってことですね(笑)。
きっといろんな事情があってワーホリに行くことを迷っている人もいると思いますが、自分が自分の意思で行ける状態にあるなら、一生に一度くらい海外生活もしてみたら良いのではないでしょうか。
というわけで、おっさんのワーホリ体験記でした。。。