【2020.9.2】

 

こんにちは。移住ブログのおっさんです。

 

USオープンが始まりました。錦織選手は直前にコロナにかかり出られないものの、西岡選手をはじめとする日本人選手、大坂なおみ選手も出場しますので楽しみですね。

 

大坂選手といえば、USオープン直前のシンシナティオープンで黒人男性が白人警官に射殺された事件を受けて、試合をボイコットしようとしたという、、、ちょっとしたハプニングがありました。

 

結局テニス主催者側が大坂選手の意向を汲んで1日全試合を停止することにしました。それを受けた大坂選手が試合に出ると表明。結局準決勝は勝利したものの、決勝戦はケガのため棄権をしました。

 

これについては、とやかく言ってもしょうがないですが、亡くなってしまった男性の話だけでなく、かなり根深い問題がアメリカ社会にはあるのだな。。。と思いました。

 

まあ、色々と議論はありますが、とにかく頑張ってUSオープンで結果を出してほしいです。

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回は2021年1月に開催予定の全豪オープンの話。果たして無事に開催されるのか?伝染力が高いウィルスが世界に蔓延しているという前例のない状況の中でどのように開催されるのでしょうか?

 

■観客を入れての開催は?

 

1. 非常事態宣言は全豪オープン中も続く

 

2020年9月2日現在、メルボルンはコロナの第二波によりステージ4のロックダウン中。そしてつい先日、6ヵ月の非常事態宣言の延長を州議会で可決しました。

 

つまり、全豪オープンは非常事態宣言中に開催されることになります。

 

2. 国際空港は2021年1月までにはオープンしない

 

この状況の中で1月までにオーストラリアの出入国が自由になるとは思えません。ですから海外から全豪オープンを見に来るということはほぼ不可能です。

 

あるとすれば、ニュージーランドのように国として確実にコロナの影響をもたらさない国から来た人。

 

もしくは、その時までにワクチンが開発されていて、ワクチンを打った証明ができる人のみ入国可能という。。。でもワクチンについては現実的に非常に難しいですよね。

 

3. 国内でどのくらい終息するか?

 

メルボルンでは今第二波が発生中ですが、その他の州ではNSW州で多少、QLD州で若干のクラスターがある程度です。ロックダウンをしているだけに国全体では割と優秀です。

 

もし、このまま国内が終息するということであれば、オーストラリア国民は観客として見に行くことが可能かもしれません。そうなることを切に願っています。

 

■全豪オープン2021はこうなる

 

こんな感じで運が良ければ、ニュージー国民とオーストラリア国民のみが観客として会場入りを許されるという状況になりそうです。それでも人数制限はあるでしょう。

 

運が悪ければ、無観客という状態で開催されることになります。現実的には今後第3波が来た時点で無観客が決定すると思います。

 

ワクチンの開発も進んでいるでしょうが、あと4か月程度ですから1月の開催までに、ワクチンが普及するのはほぼ無理ですね。

 

ワクチンの普及は東京オリンピックの時期くらいになるでしょうし、東京オリンピックもちょっと心配ですね。

 

■これだけは避けたい

 

アメリカの感染者数は600万人を超えていることに不安を感じた1位のバーティ、ナダルなど、多くのスター選手が今大会に出ていません。

 

仮に第三波が来たとしても、12末までには終息させないと、USオープンのようにスター選手が出てこない可能性もあります。

 

正直それはつまらない。それだけは避けたい。ま、バーティは出るでしょうけど。

 

選手目線の不安要素という点では、アメリカやヨーロッパに比べ、オーストラリアはかなりリスクが低いと感じると思いますが、なにせ今ロックダウン中のメルボルンが開催地ですから、若干の不安を感じます。

 

錦織選手もぜひオーストラリアンオープンには出てほしいですね。

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