【2020.8.29】
おはようございます。先週は雨ばかりでしたが、今週はすっきり晴れて気分がいいですね。おっさんです。。。
さて、こちらの記事で書いた家のローンをNABからANZにした話ですが、まだANZに承認されていません。もう3か月以上たってます。
■コロナの影響で銀行のリファイナンスがブームになっている
コロナで職を失った人、収入が減った人が激増しているので、少しでもローンを減らそうと人々が銀行に殺到しています。
テレビの情報番組でも連日、ここの銀行はキャッシュバックがあるよ~とか、金利が低いよ~とかいう話をしていますが、それだけ需要が多いということでしょう。
ローンは通常30年で組まれますから、例えば5年前にローンを組んでほっておいている人は今のローンに組みなおすだけで断然お得。
特に借りている金額が多い人は、金利の差がかなり影響してくるので、ここはめんどくさがらずに手続きを進めたほうが得策です。
■既存のお客さんほど大事にすべきなのですが。。。
銀行は既存のお客さんに対しては、高い金利を支払っていてもそのままほっておくことが多く、新規のお客さんの確保を重要視しています。
「釣った魚にはエサをやらない」
ということなのでしょうか。
もちろんオージーもバカじゃないので、きちんと定期的にローンを見直して組みなおす人はたくさんいます。ただ、一定数の人達はそのまま放っておいてしまっています。
その今まで放っておいていた人達が、コロナの影響で収入が激減したり、職を失ったりしてローンの組みなおしをガンガンやっているのが今回のローンを組みなおす審査に3か月以上かかっている原因なのです。
本来は、新規のお客さん同様、既存のお客さん、特に長年お客さんでいてくれた人たちに対してもっといろんなサービス(3年お客さんでいてくれたらキャッシュバックとかね)があっても良いと思うのですが、上にも書いた通り銀行は新規のお客さんの確保を重要視する戦略をとっている。
お客さんにとっては、それだったらめんどくさい手続きをしてでも銀行を変えたほうがお得なので、めんどくさいけどそうせざるを得ないのです。
なんかその手続き自体の労力が無駄じゃないですか?
ある人はANZからNABへ、また別の人はNABからANZへ、、、だったらお互いにサービスをよくしてお客さんの維持に注力し、審査の労力を減らしたほうが良いと思いますけどね。
まあでもこれは銀行関連だけでなく、それ以外のサービス、例えば電気・ガス会社などにも当てはまりますので、オーストラリアがそういう社会といえばそういう社会なのかもしれませんね。
■コロナによる行動制限(鎖国を含む)は思ったよりも長引く可能性が高い
今回のメルボルンの第二波で、ちょっと油断するとあっという間にコロナが広がることが証明されてしまったので、今回はなかなか行動制限を解除しないような気がします。
今ビクトリア州知事のDaniel Andrew氏が言っているのは、非常事態宣言を1年間延長するというもの。これいいかえると、今から1年間は州が好きにルールを作って行動制限を人々に課すことができるということです。
今でも
・マスクをしなさい(しない場合は罰金200ドル)
・州から外に出てはいけない
・カフェやレストランはテイクアウェイのみにしなさい
・夜間8時~翌朝5時までは外出禁止
・家から半径5km以内で行動しなさい(見つかった場合は罰金)
などなど、数え上げたらきりがないルールがありますが、これが後1年間は続く可能性がある。
僕のように仕事があって、私生活の行動制限をしているような感じでもかなりの窮屈さを感じてストレスなのに、例えばビジネスオーナーでルールによってそのビジネスができなくなった人にとってはどれだけの精神的な苦痛なのか想像もできません。
ただ、オーストラリアとかニュージーランドのようなロックダウンで人々の行動制限をしてウィルスの拡散を防止するというやり方は、「ワクチンができるまでやり続けなければ意味がない」のも事実です。
行動制限で苦しむ人々のストレスがどこまで耐えられるのか?今後オーストラリア国内でも暴動などが起こらなきゃいいけど、、、とちょっと不安ですね。
- コメント
- トラックバック