月別:2019年09月

■初仕事とオーストラリアでの仕事ぶり

 

いよいよ初仕事の時が来ました。新しい環境にわくわくしつつも、英語だけはちょっと心配でした。ただ、新しく職場に入るといっても、日本のように堅苦しい挨拶は一切無しでしたのでちょっとほっとしました。

 

最初なんで、会社の様子をみて、工程やら機械設備やらを見るだけで精一杯。製品名もちんぷんかんぷんだし、やり方も日本の会社とはずいぶん違います。

 

とりあえず初日は、見ただけで何事もなくおわりました。日本と比べると仕事がすごくラフですね。いい意味でも悪い意味でも。

 

余計なことはしない。でもたまにこれは必要なんじゃないか?と思うこともしない。まあ必要な状況になったらやる、という感じでしょうか。

 

例えば、日本だと万が一に備えてやる仕事がたくさんあります。その万が一っていうのもない、またはほとんどないのですが、オーストラリアではそういったことは初めからやらない。

 

だからオーストラリアは残業もほとんどないですし、みんな晩ご飯を家族で食べられます。

 

ですが、万が一のことが起こった時には慌てます。まあ一長一短ですね。

 

■英語について

 

さて、英語についてですが、、、

 

オーストラリア現地の日系企業なので、日本語も使えるし、英語もそこそこ使いますし、あまり英語が得意ではない僕にとってはちょうどよい環境です。

 

ただ、こちらに来て分かったのですが、英語環境にいれば自然と英語がうまくなるなんて言うのは、全くの間違い。中学生くらいまでの子供ならまだしも、大人になってからは勉強しないとうまくなりません。

 

現に、僕はオーストラリアに永住してから1年半くらいたちますが、ほとんど英語力は伸びていません。

 

これは勉強もせず、ボーっとしていた結果ですが、あまりにも情けなく、どうにかしないと、と少しあせっています。

 

基本に立ち戻って、単語の勉強からしようかなあと思っています。

(今のところ思っているだけですが、、、)

 

※2019年現在

移住後13年経ちましたが、英語には多少はなれましたね。結局英語を勉強しないで今日まできてしまったので、まあその程度です。今でも日本人が思うペラペラとは程遠い感じですね。特に謙遜しているわけではなく、実際そんな感じです。

 

まあこれは職種にもよると思います。僕は技術者ですし、日系企業で働いていますので、日本の技術者と話し合うことは多いのですが、こちらのエンジニアには自分で考えたことを指示することがおおいので、ある程度英語での意思疎通ができればそれでやっていけるんですよね。

 

これは、英語なんて勉強しなくてもいいとかじゃなく、英語はできればできたほうがいいです。だから勉強したほうがいいに決まってます。

 

ただまあ、仕事に問題なく、生活でもそこそこ困らない程度に意思疎通ができれば、その先は通訳にでもならない限りやらなくてもいいかな?っていう考え方を僕は持ってます。

 

せっかくのオーストラリア生活を楽しみながら、仕事に遊びに子育てに、、、バランスよくやっていければそれはそれで理想的ですよね。

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■まずは家探しです

 

2006年3月、夢にまでみたオーストラリア生活が始まりました。まずは、生活の拠点の家を探すところからです。

 

家を探すまで泊まっていたところは、レンタルの一軒屋。3ベッドルームのでかい家で最初の2週間ほど契約をしました。

 

さて、家探しですが、家を買うほどのお金はないですし、まだここにずーっと住むとは思いませんでしたので、賃貸の家を探しました。オーストラリアで家を探すときは、まず不動産屋に行き、『レンタルリスト』という賃貸物件が並んでいるリストをもらってきます。

 

その中から、自分の希望に合った地区、家賃のものを選び、実際に自分で見に行き、気に入ったら、不動産屋に行ってかぎを借りて、家の中を見ます。中を見て気に入ったら、不動産屋に戻り、申し込みをします。

 

自分のプロフィールを見て、大家さんがOKを出したら、その家を借りることができます。過去の家賃の滞納がなかったかどうかなども見られるわけです。当然僕の場合は、移住して最初の家ですので、そういった悪い履歴もないわけですが、良い履歴もないわけで、どちらかというと、大家さんから見ると信用はありません。

 

ちいさな街なのに不動産屋が10件以上もあり、けっこうたくさんの物件がありましたが、なかなか自分の気に入ったものがありません。日本にいたときは、セキュリティがしっかりしている高層マンションみたいなところに住みたいなあと思っていましたが、そんなもの、オーストラリアの田舎には建物自体がありません。

 

仕方がないのでそれはあきらめ、なるべく、キレイで、安い物件を探すことにしました。

条件は、

1. キレイ
2. 2ベッドルーム以上
3. スーパーなどのお店が近くにある(妻のため)
4. バスで、街の中心まで行ける。(妻のため)
5. 家賃は週200ドル以下

 

最初の1年くらいは、車は1台しか買わない予定でした。したがって、妻のために家探しにおいて、3と4の制限ができたわけです。オーストラリアに到着して、1週間経ちましたが、全く見つかりませんでした。

 

あと1週間で仕事が始まるのに、、、

 

■なんとかギリギリ見つかったものの

 

不動産屋に毎日行って、レンタルリストとのにらめっこが続きましたが、一週間経っても希望の物件が見つからず、最悪はモーテルか、キャラバンパークでしばらく過ごすことになるのかなと思っていました。

 

そして、次の週の月曜日から仕事が始まる、金曜日の午後、インターネットで探していたらよさそうな物件が。

 

コレでダメなら、しょうがないなと覚悟を決め、不動産屋に行くと、オージーらしからぬ言葉が

 

『今すぐ、一緒に見に行きましょう』

 

時間は金曜日の5時。普通のオージーなら、帰り支度をしているところです。見に行った物件は、築6ヶ月できれい、2ベッドルーム、庭付き、車庫付き、スーパーとバス停も近く、家賃は週200ドル以下。

 

希望通りの物件だったので、すぐに不動産屋に帰り、申込書を記入。不動産屋は、大家に電話で連絡してくれ、大家はOKとのこと。

 

インターネットで物件を見つけてから、2時間くらいで決まってしまいました。今までの苦労はなんだったんだ~と思いましたが、まあ、とにかく住むところが決まったのはほっとしました。

 

ほっとしたのもつかの間だったんですが、、、

 

■あれっ、電気がつかない

 

住む家は決まったので、移住当初から泊まっていたアパートメントハウスを引き払いました。さて家の鍵をもらい、中に入り、電気をつけてみると、電気がつかない。さてはブレーカーかと思い、ブレーカーを調べてみてもすべてONになっている。

 

あわてて不動産屋に電話。

 

『電気がつかないんだけど』と僕、

 

『電力会社に電話するから、待ってて』と不動産屋

 

しばらくして、不動産屋から電話が、『電力会社に電話したけど、金曜日の夜だから、いけないみたい。月曜日まで待ってもらえるかな』

 

『いやだ。電気のない家で過ごしたくない。もうこんな家住みたくないから契約を解除する』と強気の僕。

 

『コレは電力会社のミスだから、土曜日と日曜日のホテル代を電力会社に払わせる

ように交渉するからもう少しまってて』と不動産屋

 

しばらくして不動産屋から電話がかかり、ホテル代は不動産屋が払うとのこと。僕は僕で元のアパートメントハウスに電話。また元のところに戻りました。月曜日、初出社から戻る頃には、直っているでしょう。

 

さて、月曜日、朝荷物をまとめて、会社に行きました。会社が終わった後、帰ってみると、先週と状況が変わりません。

 

『オーストラリア、いい加減すぎやしねーか。』

 

不動産屋の携帯に電話し、状況を説明。とにかく早く電気が着くようにして欲しいと伝えました。辺りは次第に暗くなってきています。

 

しばらくして不動産屋から電話がかかってきましたが、電力会社からの説明によると、

 

『もう時間外(5時すぎ)だから、これでもし、電力会社の不備ではなかったら400ドル請求する。とにかく今日中にいけるように人を手配するから待つように』

とのこと。

 

『何が金を請求するだ。人をなめてんのか?』

 

といいたいところだったんですが、そんな英語力があるわけでもなく、とにかく待つことに。真っ暗闇の中、一人家で待っていました。

 

時間は夜の10時を過ぎ、この時ほどオーストラリアに来たことを後悔したことはありませんでした。そしてついにノックをする音が聞こえ電気屋が到着。

 

『ああ、これヒューズが抜いてあるねえ。今、ヒューズを入れるからまってて』

 

5分で終了。『だったら金曜日の夜こんかい。。。』

 

ところが、これだけではすまなかったのです。

 

■まだ何かおかしい

 

ヒューズも装着し、家の中の電気をつけてみると、何箇所かつかない。なんと、今度は、ブレーカーが壊れているとのこと。

 

しかも、これは、電力会社の仕事ではなく、電気工事士の仕事だから今日はできない。しかも、壊れているブレーカーは、お湯のON/OFFスイッチに関連しているためシャワーは水しかでない。

 

3月とはいえ、ビクトリア州の田舎町の気温は低くとてもじゃないけど、水のシャワーを浴びる気になれません。

 

仕方なしに、今日はシャワー抜きで寝ることにしました。ここまでくると、怒る気にもなれません。一人で笑っちゃいました。

 

とまあ、いきなりオーストラリアに移住してこんなトラブルがあったわけですが、何事も経験です。

 

日本のようにサービスが行き届いているということは、オーストラリアではまずありません。僕も最初のうちは、オーストラリアのサービスと日本のサービスを比較して、オーストラリアはひどい、なんて思っていましたが、これがオーストラリアなんだと吹っ切れてからは、それほどストレスがたまらなくなりました。

 

逆に、今は日本のサービスって行きすぎなんじゃないかなあ、なんて思えるくらいになりました。

 

他の人にも聞きましたが、みんな最初は、あまりのサービスの悪さにストレスがたまるそうです。これからオーストラリアに移住する方、サービス面であまり期待しない方が良いですよ。

 

まあ、そんなこんなで家探しから家のトラブル解消まで時間がかかりましたが、とりあえず電気関係のトラブルも全て解消し一旦は落ち着きました。

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日本でのやるべきことをすべて終え、いよいよオーストラリアへ出発です。

 

乗ったのは、シンガポール経由のメルボルン行き。途中3日ほどシンガポールに滞在し、シンガポール観光をしました。その後メルボルンに到着。

 

天気は快晴。雲ひとつない天気でした。僕が住むことになる田舎町への道筋は、いかにもビクトリア州らしい、曲がりくねった、高低差のたくさんある道でした。

 

途中、羊とか牛とか、オーストラリアを感じさせる風景を見ながらようやく街に到着。ホテルに行き、いよいよ移住生活の初日となりました。

 

どんな、移住生活が始まるのだろうとワクワクしながらの初日でした。

 

この時は妻と一緒にオーストラリアに入国したのですが、妻はその後友人と西オーストラリアに旅行に出かけます。

 

仕事が始まるまでに2週間ありましたので、早速家探しに取り掛かりました。しかしながら、この家探しが思ったよりも苦労しましたね。

 

なかなか家が見つからなかったというのはもちろんのこと、家が見つかってからもトラブル続きでなかなか面白い移住生活スタートでしたね。

 

今は「オーストラリア生活=トラブル」っていう図式がしっかりと頭にありますから、何があってもあんまり動じないのですが、当時は日本から移住したばかりでしたので、まだ「オーストラリア免疫」がなかったんですね。

 

日本はサービスが良いですし、なにかしらスムーズにいきますから。

 

いや、これは僕が愚痴っぽいっていうことではなく、運が悪かったというわけでもなく、オーストラリアでは普通のことなので、心配しなくてもトラブルは100%の人に起こります(笑)。移住してくる人はある程度覚悟をしておいた方が良いでしょう。

 

次は早速家探しについて書きますね。

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今回は海外に移住するにあたってこれだけはやっておいた方が良いと思う事について書いておきます。

 

■荷物の整理

 

荷物っていつの間にか増えますよね。なるべく物は買わないようにしてたんですが、それでも5年も経つとついつい増えてしまいます。

 

ワーホリが終わり、日本での生活の中で、結婚があり、アパートに住みとかしてたんで、必然的に荷物が増えていきました。

 

山ほど荷物があり、どうしようかと迷ったあげく、売れそうなものは、yahooオークションに出すことにしました。例えばスキー用具一式なんていうものも売れましたし、妻の使わないバッグや服も売れました。

 

中には、こんな値段で買うなんていいのかな~と、売る側がちょっと心配になる値段を付けてくれる人もいたりして(笑)それでも売れ残ってしまったものとか、ヤフオクに出すまでもないなあという物は、フリマに行って売ってきました。

 

フリマの場合出展料がかかりますが、それを上回る売り上げがありますので、ぜんぜん損はしませんでした。3回出店しましたが、3回とも黒字。

 

それに意外とフリマって楽しいんですよね。それまでは一回も行ったことなかったの

ですが、他の店を回ったりして、まあ、荷物整理しに行ってるんで買いはしなかったですが、欲しいものも結構ありました。

 

このヤフオクとフリマでいらない荷物の半分くらい整理ができましたが、残ったのはごみですので、あとは未練なく捨てました。金額にしていくらくらいでしょう、ヤフオクとフリマ合わせて、多分20万くらいは稼げたのでは、ないでしょうか。

 

もともといらない荷物ですから、良い小遣い稼ぎでした。ヤフオクもフリマもめんどくさいですが、やってみる価値ありです。

 

■歯の治療

 

歯の治療だけは絶対に日本でやっておいたほうが良いです。オーストラリアで歯の治療をすると、ヘタをすると30万くらい、もしくはもっとかかる場合があります。知り合いの中には、あまりにも治療代が高いので、日本に帰って、治療をした人もいます。航空券代を含めても日本の方がずっと安かったそうで。

 

なんでこんなに高いのかというと、オーストラリアでは一般的に歯の治療に健康保険が効きません。

 

だから、プライベートな保険に入って治療代を少しでも安くしなければいけないんですが、保険代は高いし、保険に申込んでも1年間くらいは保険が使えないなど、いろいろとめんどくさい事があるので、日本で完璧に治しておいたほうが良いと思います。

 

僕も別に今虫歯があるわけではないんですが、次回帰国した時に、歯医者に行くつもりです。

 

■シティバンク口座の開設

お金の移動も、結構大変です。移住直後は何かとお金がかかりますが、その全てを全部現金で持ち歩くわけにもいきません。そんな時に便利なのが、シティバンクのマルチマネー口座。

 

ネットバンクが使えるので、レートの良い時に円から豪ドルに代えておいて、後はネットでオーストラリアの自分の口座に送金すればOKです。但し、予めオーストラリアの口座を送金先として、登録しておかなければいけません。手順としては、

 

1. 日本でマルチマネー口座を作っておく

2. 移住する

3. オーストラリアで銀行口座を開設する

4. オーストラリアの銀行口座を送金先に登録する

 

という順番です。最後の部分は日本にいる家族の協力が必要かもしれません。この登録手続きが結構面倒ですが、一回手続きを済ませてしまえば、後は楽チンです。

 

最近豪ドルのレートが、急降下したりしてますので、円からドルに換えるタイミングで得したり、損したりする人がいますので、タイミングにも気をつけましょう。(僕は、それほど資金がないんで、タイミングなんて関係ない話ですが、、、)

 

■海外引越し業者選定

 

海外に引っ越す日が決まったら、まずは、海外引越し業者を選定します。インターネットで「海外 引越し」で検索すると、各社出てきますので、まずは見積もり請求から始めました。

 

見積もりは大抵業者が家まで来てくれて、見積もってくれますが、その時に大体で良いので持っていく荷物を決めておいたほうがいいです。

 

基本的に料金は容積当たりで出てきますので、家具を持っていくと、容積が大きくなるので料金も高くなります。

 

それから、引っ越し先も大都市よりも田舎の方が高くなります。僕もメルボルンまでなら結構安かったんですが、そこからさらに田舎の方なので高くなりました。

 

家具とか、冷蔵庫等の大きな電化製品は、家族にあげてしまったので、オーストラリアに持っていく荷物は、服と布団、それから多少の本とかCD、日本語環境のパソコンとかあまりオーストラリアでは手に入らない様なものだけにしました。

 

それで大小合わせてダンボールが10個くらい。海外移住する人の中では、ものすごく少ない方だと思います。

 

ちなみに選んだ業者は「日本通運」、料金はDoor to Doorで、25万(日本での梱包も含む)くらいでした。保険代も持っていくものの金額によって決まってきますので、出来るだけ買ったときの値段を覚えておくとよいでしょう。

 

大体日本からオーストラリアまで2ヶ月くらいかかりますので、引っ越す1ヶ月半くらい前に業者に頼んで持っていってもらいました。こうしておくとオーストラリアに着いてから、荷物を待つ時間が少なくてすみます。

 

オーストラリアに到着してから大体2~3週間くらいで荷物が届きましたので、家を探したりする時間を差し引くとちょうど良かったですね。

 

オーストラリアで住む家が決まったら、オーストラリア現地の事務所に電話して、住所を伝えておけばOKです。引越し業者はいろいろありますが、どこが良いかというのは分かりません。でも僕が使った日本通運さんは、担当者の方の対応がとても良かったので満足でしたよ。

 

■航空券の準備について

 

オーストラリアへの航空券は、アジア経由か、直行のどちらかとなりますが、どちらかというと安いのはアジア経由、直行便は便利ですが高いです。但しこれはオーストラリアの滞在先、それから日本の場所、渡豪する時期によっても千差万別ですので、その時々に確かめる事が必要です。

 

メルボルンから日本の場合は、直行が成田のみ、しかも週に2便しかなく、そういった制約からも、アジア経由が便利ですね。アジア経由なら毎日飛んでますから。(2006年当時の話)

 

使える格安アジア便としては、シンガポール航空、ベトナム航空、タイ航空マレーシア航空、キャセイパシフィック航空などなど、アジアの主要な航空会社がほとんど飛んでいますので、結構便利です。

 

僕が移住するときに使ったのはシンガポール航空。ついでにシンガポールで3日間滞在し、観光してきました。こういったストップオーバーも楽しみの内の一つです。

 

料金はたしか一人12万程度だったと思います。シンガポール航空は設備は良いですし、座席もきれい、そしてアテンダントのみなさんもきれいな方ばかりで、満足でした。(笑)

 

移住する際の航空券を買うときの注意事項ですが、移住するときは、旅行会社の人には移住目的で航空券がほしいといわないほうがいいと思います。航空券ってなぜか片道より往復の方が安いんですが、移住目的の場合は、安い往復の航空券を売ってもらえません。(あくまでも規則上そうらしい)往復航空券の帰りの分は捨てればOKです

 

ちなみに今年の11月ごろに日本に帰国する時は、タイ航空を利用します。日本に行く時は乗継ぎがスムーズに行きますが、帰りのタイの空港での待ち時間が長いとの事で、タイに3日くらい滞在して、観光する予定です。

 

料金は、一人1200ドルくらい。税金込みだともう少し高くつきますが、物価高のご時世ですので仕方がありません。

 

僕はつい先日この航空券を買ったんですが、もう既にクリスマス休暇の時期の格安航空券は完売。もしも年末年始に日本に帰国するのであれば、6月くらいに買った方が良いでしょう。

 

正規料金であれば買えるんでしょうけど、同じ飛行機の同じ座席に座るのに、高い料金を払うのはもったいないですからねえ。

 

航空券を安く抑えるちょっとした裏技ですが、移住後、帰国する時オーストラリアから日本への片道航空券を買い、日本で1年オープンのオーストラリア往復チケットを買います。こうすると時期によっては、8万円くらいで買えることがあります。

 

あとは、日本に帰るたびに1年オープンの航空券を買っていけばいいんですね。オーストラリアより日本の方が、競争が激しく、航空券も安いんですよねえ。

 

■日本の住所はどうする?

 

海外に移住する直前の日本の住所はどうすればよいか?結論から言うと、今実家に住んでいる人は、実家のままで全く問題ありません。

 

では仕事の関係で実家と離れて暮らしている方は、どうしたらよいかというと、できるだけ実家にしておいたほうがよいです。

 

どうせ海外に引越しするんだから、日本の住所なんて関係ないやと思われがちですが、実は違うんですね。

 

例えば僕の場合、こんなことがありました。

 

古いパスポートが今年の10月で期限切れになるので、この前メルボルン領事館に行って新しいパスポートをもらってきました。その手続きの中で、もし、古いパスポートで記載されている住所と、日本の最終住所が違う場合は戸籍謄本が必要です。と言われました。

 

ということは、日本の誰かに日本の最終住所地の役場に行って、戸籍謄本を取ってもらって海外に送ってもらわなければいけないんですね。

 

もし実家が最終住所地であれば、実家の誰かにたのんですぐ取って送ってもらえますんで、簡単ですが、もし離れてた場合はどうなるんでしょうねえ。

 

おそらく役場から郵送してもらえるとは思いますが、手続きがめんどくさそうですし、それだけ時間もかかりそうですよね。

 

ということで、何かと便利ですので、最終住所地は実家や親戚の近くが良いでしょう。

 

そして、役場での手続きをついでに書きますが、僕の場合、住所を実家に移した後は、移住直前に住所を抜いてしまいました。

 

こうしておくと、住民税や、年金、国民保険を払わなくて済みます。

 

でもどうしても覚悟ができない人は、住所を残しておいて、住民税,健康保険,年金を払いつつオーストラリアでの生活をし、ある程度オーストラリアでやっていける自信がついたら日本に帰ったときに住所を抜くという方法もあります。

 

人によって事情も違うし、やり方はいろいろあるんで、役場に行ってじっくり話しを聞いてみてください。海外移住なんて珍しいんで、喜んで相談に乗ってくれますよ。

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