年別:2021年

【2021.6.3】

 

こんにちは。

 

ロックダウンの状況ですが、メルボルンは引き続き7日間の延長、リージョナルビクトリア(郊外地域、要するに田舎)に関しては、新規感染者が今日出ない事を前提に、明日からロックダウンが解除となります。

 

僕が住んでいる地域はリージョナルビクトリアに入りますので、うまくいけば明日からロックダウンが解除となります。どうかリージョナルで新規感染者が出ませんように。。。

 

■海外在住者の自動車免許の更新について

 

さて、ここからが本題。

 

先日、日本にいる妻の妹から自動車免許の更新手続きレターが来たよとの連絡があり、「どうしたらいいのか?」分からず調べてみることに。

 

というのも、僕は日本に帰った時に必ず車の運転をするので、2006年にオーストラリアに移住して以降ずーっと日本の自動車免許を更新してきました。

 

今までは、年に2~3回日本に帰国していたので、タイミングをうまく合わせて更新してきたわけですが(当然毎回ゴールド)、今年の更新期限(来月)までには帰国できそうにありません。

 

■通常の免許更新手続きの場合

 

参考サイト:警視庁

https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/living_abroad.html

 

お役所らしいすごくややこしい書き方ですが、シンプルに書くとこうなります。

 

海外在住者が日本の免許更新を問題なく行える条件は基本は以下の2つで、

1. 誕生日を挟んだ前後1か月なら問題なく更新できる

2. 1の期間に日本にいない場合は1か月以上前でも更新できる。

ということになります。

 

僕の場合は上には当てはまらないので、以下のようになります。

 

■通常の免許更新手続きができなくなってしまった場合

 

もし更新期限を過ぎてしまった場合は、過ぎてしまった期間により変わります。

 

・過ぎてしまった期間が6ヵ月未満の場合

まず、6ヵ月未満の場合でも免許失効になります。ただし、再度免許を取得する場合、「技能試験及び学科試験が免除」されます。技能と学科が免除になるなら何をするのか?ということですが、特定失効者に対する講習を受けることになります。

 

この場合の必要書類は

申請書

旧免許証

申請用写真1枚

パスポート(日本入国時にスタンプを押してもらう事)

住所がわかる本人宛郵便物(海外に住んでいた証拠です)

手数料

 

・過ぎてしまった期間が6ヵ月以上、3年未満の場合は?

 

やむを得ない事情があった場合に限り、6ヵ月を過ぎても帰国後1か月以内に免許更新手続きを行う事で、6ヵ月未満の場合と同じ条件になります。必要書類も一緒です。

 

つまり、必要書類をそろえれば、講習を受けることで更新ができると。ただし、最初の帰国時に免許の更新をしないと、手続きがさらにめんどくさくなる可能性があるとも書かれています。

 

例えば来年コロナ後に、会社の出張で日本に帰国したとします。その場合でも日本に帰国したという記録が残りますから、この時(コロナ後最初に帰国したとき)に免許更新をしないと後でプライベートで帰国したときにやろうと思っても手続きがめんどくさくなります。

 

要はなぜ最初に帰国したときに免許更新ができなかったの?という質問に対し、これこれこういう理由で。。。と答え、その証拠となるものを見せることができればいいのだと思いますが、まあめんどくさいですよね。相手はお役所ですし。

 

・3年以上過ぎた場合は?

 

試験の一部免除は認められません。つまり学科も技能も受けろと。。これは何としても避けたいです。

 

とまあ、今のところコロナの特例はなさそうですが、コロナで帰国できないことがやむを得ない事情に当てはまるのなら、どうにかなりそうですね。

 

■そもそもオーストラリアの運転免許でも運転できる?

 

色々調べていくうちにもしかしたらオーストラリアの運転免許でも日本で運転できるのでは?と思いこちらも調べてみました。

 

参考サイト:警視庁

https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/have_DL_issed_another_country.html

 

こちらのサイトによると、オーストラリアの運転免許証では日本で運転はできませんでした(残念~)。ジュネーブ条約に基づく国際免許を持っていれば大丈夫なのですが、オーストラリアでいちいち国際免許証を発行してから帰国するのもめんどくさいので、僕はとりあえず日本の免許証の更新を目指します。

 

なんだかんだいいつつ僕は日本の免許センターの「無駄だらけのThe 日本のお役所的な手続き」を楽しんでいます。(あっち行ってください。。次は●●番に行ってください。。収入印紙買ってください。。交通安全協会に入りますか??「いえ、入りません」。。。みたいな)。

 

また、免許センター近くのタバコのにおいがプンプンしている昔ながらの喫茶店で、ランチを食べるのもなんか楽しいですし。

 

ということで、コロナによるやむを得ない事情の場合、更新日を過ぎても何とか更新できそうという事がわかりました。

 

【追記:2021.9.28】

 

今日メルボルン領事館から来たメールでちょうどこのことが書いてあったので、コピペします。おおよそ、上で言っている内容であっていると思います。

 

●警察庁は、運転免許証の更新について、海外に滞在されている皆様が活用可能な手続を一覧で公表しました。

【本文】
 海外に中長期にわたり滞在されている方は、今般の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の状況において、日本の運転免許証の更新に関してお困りのこともあろうとかと存じます。
 このたび、警察庁は、運転免許証の更新について、海外に滞在されている皆様が活用可能な手続を一覧で公表しましたのでお知らせします。

警察庁ホームページ「海外滞在者の自動車運転免許証の更新等に係る特例について」
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/menkyo/kaigai_tokurei.html
<措置のポイント(一部抜粋)>
・海外赴任中の方は、更新期間前でも、一時帰国の際に更新することができます。(リンク先画像2枚目)
・期限内に更新できなかった場合でも、以下の2つのいずれかにより、帰国後スムーズに免許の再取得ができます。

1  免許が失効して帰国した際も、外国で免許を取得している方は、視力など簡単な検査のみで日本の免許を取得することが可能です。(画像3枚目)

2  外国で免許を取得していない方は、失効後3年以内で、帰国後1ヶ月以内であれば、更新と同じ手続で免許を取得することが可能です。(画像4枚目)
・また、外国等で取得した国際運転免許証等を所持することによって、日本の免許を受けることなく(日本に上陸したときから1年間)、日本で運転することが可能です。(画像4枚目)
・これらに加え、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、有効な運転免許証をお持ちの方は、事前に郵送等で申請いただくことで、運転・更新可能期間を3ヶ月間延長することも可能です(繰り返して申請することも可)。(画像2枚目)

 

やはり、困っている人がたくさんいるんですね。

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【2021.5.31】

 

おはようございます。

 

先週の金曜日からビクトリア州全体がロックダウン中。1日に数人ずつ新規のコロナ患者が増えてきて、現在40人強のアクティブなコロナ患者がいます。

 

 

そのロックダウンが始まると同時にコロナワクチンの受けられる資格が50代以上から40代以上に下がったので、ギリ40代の僕(おっさん)も受けられることに。

 

友人の医者からは、「まだ受けないほうが良い」と軽くアドバイスを受けつつも、これ受けないと日本に行けないしなあという葛藤があり、、、また会社にいる同僚の何人かもすでに受けたという事も僕の背中を押し、、、受けてみることにしました。

 

■まずは予約を

 

僕が住んでいる田舎街はファイザーのワクチンを受けられる場所が1か所しかありません。(現状50歳以上はアストラゼネカ、50歳未満はファイザーを受けることになっています)

 

現在のルールだと、アストラゼネカ製のワクチンを受ける場合は予約が不要、ファイザーのワクチンを受ける場合は予約が必要です。また、過去2週間以内にインフルエンザの予防接種を受けた人は、2週間以上になるまで待たなければいけません。

 

僕の場合、1か月以上前にインフルエンザの予防接種を受けたので、予約が可能でした。

 

まずは、電話で予約をします。あ、電話をするときはメディケアカードを忘れずに。メディケアカードを持っていると、予約が何かとスムーズです。

 

1800-675-398

いくつかオプションがあるので1.1.1とすべて1を選択してください。

 

と、予約をしようとしたのですが、多くの人が予約をしているらしく電話がつながらない。はじめは、あとでトライしてくださいとのアナウンスと共に電話が勝手に切れてしまっていましたが、9回目にしてようやくお待ちくださいのアナウンスが。。。

 

すぐにつながるかと思いきや、そんなわけもなく、、、30分くらい待ってようやくオペレーターにつながりました。

 

■今予約しても1か月半後

 

はじめ日付を言われたとき「えっ??」と思いましたね。なぜなら先週予約して接種した同僚は予約した日にすぐに接種できたので。。。

 

それが1週間後に予約した結果、1か月半かかるって何??

 

要するに今回のビクトリアのロックダウンで今までためらっていた多くの人が一気に予約をした結果、ここ1か月半の予約が一気に埋まってしまったと。。。

 

ということで、実際にファイザーのワクチンを受けるまでまだしばらくかかりますが、まあ過ぎてしまえばあっという間でしょう。

 

副作用があるのかないのか?どんな感じなのか?はあとのお楽しみです。

 

【2021.6.1追記】

 

昨日予約をした妻の知り合いで、僕よりも遅い時間帯に予約をしたのに僕より早く予約ができる人がいました。ここ1か月の予約が埋まったわけではないの??

 

おそらく担当者が持っている予約枠というのがあって僕が話した担当者の予約枠がたまたま1か月以上先のものを持っていた。。。という事なのでしょう。

 

まあふざけた話ですが、どうしても今打ちたいというわけではないですし、予約は確定しているのでよしとしましょう。

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【2021.3.12】

 

こんにちは、昨日3月11日は最近では珍しいくらい仕事上トラブル続きで大変な一日でした。

 

3月11日といえば、そうですよね。特に日本人なら忘れてはいけない日、「東日本大震災が起こった日」です。まず僕自身の思う事を書く前に、10年前のこの震災で亡くなった2万人以上の方々にご冥福をお祈りいたします。

 

2011年3月11日、僕はオーストラリアの今と同じ田舎街に住んでいました。夕方ごろに母親から「日本で大きな地震があったけど、家族親戚はみんな無事だから大丈夫だよ」との連絡がありました。

 

大きな地震と言われても、どの程度なのかは分からない。ネットニュースを見ると確かに大きな地震があった様子。こっちのテレビでもやってるのかな??とテレビを付けたらどす黒い津波が畑を駆け上がっていて家や田んぼを次々に破壊していく様子が見れました。

 

行方不明者は最初は数十名だったと思います。これが時間が経つにつれ数百人、数千人とどんどん規模を増していきました。

 

テレビやネットの画像も最初は同じ映像ばかりでしたが、各地からどんどんいろんな映像が出てきて「これは日本がとんでもないことになっている」と、思いました。

 

民法各局、NHKのテレビもネットで全世界に配信されており、当然僕もニュース番組に釘付けでした。

 

極めつけは原発の爆発。映画でしか見ることがないと思われていた映像を実際に見ると、「これが現実なのか」と本当に信じられない気持ちでした。

 

この辺だと、僕の頭も少し混乱気味でした。テレビやネットの映像を見ると、「もう日本に住めないんじゃないか」、、、でも日本の家族や友人に連絡をすると、普通に生活しているし、、、、やばいことになっているのは被災地だけなのか???いや、そんな被害の規模じゃないでしょ???行方不明者も1万人以上いるし。。。

 

仕事関係で日本に電話をしても、みんな働いている。「あ、東京は大丈夫です」とか 「千葉は大丈夫です」とか、僕は「働いてる場合じゃないんじゃないかな?」と思いながらも、やはり津波による局地的な被害がすごいんだな。。。と思ったのを覚えています。

 

そうこうしている間にも被災地では様々な悲劇が起こっていました。毎年3月11日になると、あの日にこんなことがあった。。。というエピソードが出てきますが、どれも悲惨すぎて想像できません。

 

生きたいのに生きられなかった子供たち

子供を失った親

親を失った子供

家族を失って自分ひとり生き残った子供

 

毎年こういったエピソードを見聞きすると、命の大切さ、家族の大切さを再認識したり、自分自身を見つめなおしています。

 

ですが過去をしっかり受け止めつつも、我々は未来に向かって歩き続けなければいけません。去年から、全世界でコロナパンデミックが始まりました。1年以上経ってワクチンの接種が始まったものの、今はワクチンの接種が進むにつれて少しづつ希望が見えてきました。

 

おそらく今後もこういった予想だにしない出来事があるでしょうね。「今を生きる」という映画を昔見ましたが、やはり今を生きることの大切さを改めて見直す必要があると思いました。

 

仕事や子育てで忙しい日々を過ごしていると、自分を振り返る余裕がなかなか持てないですが、僕はこれからもこの3.11だけでも、自分を振り返るきっかけにしたいと思います。

 

3.11だけで生きたくても生きられない人がどれほど多くいたのか?

 

そう考えたら、少しくらいうまくいかない事があっても頑張れますよね。生きてるだけでラッキーですから。。。と、つらつらと思ったことを書いてみました。。。

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【2021.2.15】

 

オーストラリアンオープンの真っ最中、先週の金曜日(2月12日)から5日間のスナップロックダウンに入りました。(スナップ=突然の)

 

今回のはステージ4のロックダウン(ロックダウンの中でも最高クラス)がビクトリア全体に対してかかっているため、田舎に住んでいる僕も影響を受けています。

 

しかしなぜリージョナルビクトリア(ビクトリアの地方地域=要するにメルボルン近辺ではない)までそうなってしまうのか?そこは未だにわかりません。

 

Greater Melbourne(メルボルンとその周辺)はステージ4で、リージョナル(田舎)はステージ3くらいがちょうどよかったのではないかなあといまだに思います。

 

子供たちが通っている学校も今週の水曜日までは休みで、街にはほとんど人は歩いていません。子供たちは学校が休みなので喜んでいますが、週末のいろんな予定がぶっ飛んでしまい、こっちは本当に困っています。

 

僕の仕事はエッセンシャルなので、止まることはありません。(幸か不幸か)

 

ロックダウンしてから今のところ一日数人の新規コロナ患者がいますが、心配されていたクラスターは起こっていないようです。

 

このまま何事もなく5日間がすぎ、元の生活に戻れることを期待します。

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